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大ちゃんと俺の関係

1 名前:代打名無し :03/10/21 08:21 ID:e1SiBL5q
今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所に大ちゃんがいた。
大ちゃんは、シュウマイを作りながら俺に
「やあ、おかえり」と微笑みかけた。
俺は、なぜ俺の家の台所に大ちゃんがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」
とぎこちなく微笑みかえした。
その後、大ちゃんが作ったシュウマイを食べた。
うまかった。



2 名前:代打名無し :03/10/21 08:23 ID:/6Dy9dZ1
2ならうんこ漏らす

3 名前:代打名無し :03/10/21 08:23 ID:/a5LoSR4
だがそのシュウマイには毒が入っており、翌日俺は死んだ。

4 名前:代打名無し :03/10/21 08:23 ID:/6Dy9dZ1
うわーしまった

5 名前:代打名無し :03/10/21 08:26 ID:XJGdk49t
(`Д´)クセー!!

6 名前:代打名無し :03/10/21 08:31 ID:fG+0iKkR
王シュレットであらってこい

7 名前:代打名無し :03/10/21 08:40 ID:VU8y9z5t
俺は今大ちゃんとパワプロをやってる。試合は8回で1点差で大ちゃんがリードしてる。 俺はこの回1アウト満塁に持ち込んだ。・・・大ちゃんが考えてる。まさか!! 「ピッチャー、デニー」 もちろん俺は逆転勝ちした。 それだけかも

8 名前:代打名無し :03/10/21 10:12 ID:2igheNyA
2のうんこ>>>>>>>>>1

9 名前:代打名無し :03/10/21 11:58 ID:VU8y9z5t
あげ

10 名前:代打名無し :03/10/21 12:00 ID:OazlCqGA
|
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|            \
|.            ヽ
|.             | コソーリ
| (●)    (●)   |
|::   \___/    |
|:::::::.  \/     .ノ

11 名前:代打名無し :03/10/21 12:01 ID:WQbpDgYV
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
 ゙、::::::::-‐''""" ̄"'i
  :V;;||:::: '~ニ=ッ, r='|  ショカツリョウ
  i!f !:::::      ゙、i  諸葛亮いわく
  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V  「柳の下にドジョウはございませぬ」
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''


12 名前:代打名無し :03/10/21 12:01 ID:ulD3JkMu
部屋とYシャツと大ちゃん

13 名前:代打名無し :03/10/21 12:01 ID:p81yEg5E
あげ

14 名前:代打名無し :03/10/21 12:01 ID:DjOvFxsG
ビートたけしの伝説のネタ「消えたしゅうまい」を思い出すなぁ

15 名前:代打名無し :03/10/21 12:58 ID:wGz6wSi6
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          / ̄ ̄ヽ     /  世界、糞スレ発見!
          |__T_i_   |  大ちゃんはボッシュート!
          |ミ. ・ ・ |   /  __________
        /'')(6〈 / Jヽ 〉    ̄ ̄
        / ,‐i|   Д  |
      _,,,l ;! ::|l\____)
   , -‐'゙゛ i::..  | .ヽ/;ヽj!`‐-、_
   l     ノ::. .:|、 .ヽ,:ヽ|  <゛~ヽ、
  ,:''`` ''"゙.|;;:‐''゙|.ヽ、 ヽ;::|  /  .|゙l
  ,:     ヽ::il;;!  ヽ、ヽ| /   | :|
  i    o゚ :`;''゙     ヽ| /   | .|
  i   ..:::::,:::'::::: .      |゚    |,,;:->、
  `.、__;;/:::::::::: :     |    !''"  |
     i  ::.:::: :       |    |   .|  
     |          |゚   /    |


16 名前:代打名無し :03/10/22 00:20 ID:aV9iaj71
大ちゃんage

17 名前:代打名無し :03/10/22 12:30 ID:4pw3FJfy
テレビを見ていると大ちゃんが帰ってきた。
すごい落ち込んでるので「大ちゃんどうしたんだ?」と聞くと
「また、負けちゃった。デニーを出して。」って。
大ちゃんは今にも泣きそうな感じだ。俺は、
「まだシーズン終わってないじゃないか。最後まで全力出そうぜ。な?
それに大ちゃんはデニーを信じて出してるんだろ?最後まで信じてやろうや。」
俺がそう言ったら大ちゃんは大泣きした。俺は頭をよしよししてやった。
大ちゃんは元気が出たのかいつもより多めにシュウマイを作った。
今日のシュウマイはちょっとしょっぱいな。


それだけかも

18 名前:代打名無し :03/10/22 14:05 ID:VKWj/NZQ
こんな文章で萌えてんじゃねーよ、俺!

19 名前:代打名無し :03/10/22 14:16 ID:l7Brq+pT
今日は天気がいいので俺は大ちゃんと買い物に出かけた。

・・・なんか周りの人が目を覆い隠すし、大ちゃんが「ありがとうございます」って頭下げたら
八百屋のおっちゃんなんかは「うわぁ」って逃げるし。

大ちゃんは周りの反応に当惑してる。気付いてないのか。
これからは出かける時には水泳帽かタオルを頭に着用を義務づけよう。


それだけかも

20 名前:代打名無し :03/10/22 19:41 ID:Ddps1qI0
なぁ大ちゃん。どうして大ちゃんは頭のことといい采配のことといいなんで
空気が読めないんだ?

・・・そんなわんわん泣かなくてもいいじゃないか。だってウッズにバントとかありえねぇ。
鳥越を敬遠する以上にありえねぇ。


・・・あっ、出て行っちゃった。
俺も言いすぎたかな。大ちゃんごめん。
そして俺は大ちゃんが作りかけだったシュウマイを作って食べた。

・・・やっぱ大ちゃんの作ったシュウマイのほうが美味しいや。


それだけかも

21 名前:代打名無し :03/10/22 20:12 ID:sw6Y7LPZ
会社の俺の机の上、雑然と広げられた資料がなくなってた。
まるで、新入社員を迎えるかのようだ。
ちがう。俺の机だ。
そうだ、俺、思わず会社に来たけど、もう辞めてたんだ。いや、辞めさせられたんだ。
あんなに、俺、頑張ってたからかな。無意識のうちに、会社に来てしまったのか。
「どうしたんです?主任…あっ…いえっ、○○さん・・・」
「わ、…忘れ物ですかぁ?」
周囲の微妙な発言に戸惑う。ふふふ。辞めた、いや、辞めさせられた
俺がここに居ることのほうがおかしいよな。
「いえ、なんでもないです…。」とかなんとか言ってとっとと出てきた。

会社を出て、駅に向かう途上、ふと、涙が出た。
帰ろうか。家に。
そうだった、帰るところはあるんだ。
大ちゃんとシュウマイ食べて、就職活動、がんばってみようかな。


そんだけ。


22 名前:代打名無し :03/10/22 23:48 ID:aV9iaj71
あげ

23 名前:代打名無し :03/10/23 00:08 ID:I4wQUb8N
ここからきたのか?
ディアッカと俺の関係
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1065144686/l50


24 名前:代打名無し :03/10/23 00:13 ID:DZ96Nmxc
だろうな

25 名前:代打名無し :03/10/23 00:20 ID:lio3BhUt
今日仕事を終え、家に帰り、俺の部屋に入ると
そこにいつも居るはずの大ちゃんが居なかった。

泣いた。

26 名前:代打名無し :03/10/23 01:40 ID:61Kls48q
ttp://dodo.isa-geek.org/Log/WaraS1/kanukannkei.html

オオモトはこの関羽と俺の関係なんだけどな。
でも、このスレの大ちゃんも萌えるし、泣けるよ、きっと。

そんだけ。

27 名前:代打名無し :03/10/23 04:32 ID:Dg1xwtfn
あげてみたり

28 名前:代打名無し :03/10/23 05:00 ID:lLMtUAyW
昨日大ちゃんと二人で甲子園に行ってきました。
試合はサヨナラで阪神が勝って僕は大ちゃんに
「やっぱり今年の阪神は最後の粘りが違うね」と言いました。
大ちゃんは複雑そうに「…そうだね…」といって下を向いてしまいました。
その後、ご飯(シューマイ)を食べて電車で帰りました。
駅から出ると途端に雨が降ってきて
「大ちゃん、これかぶって」と僕はキミマロの古い方をかぶせました。
そしたら大ちゃんは目から雨を降らしながら走っていってしまいました。
でも急に立ち止まり、振り向いて「来年はガムバルから!絶対に…」
と言って夜の闇に消えてゆきました。
俺は限界だと思った。

29 名前:代打名無し :03/10/23 09:46 ID:KMLhChD5
大ちゃん。
漏れの部屋に居るのは、もういい、許す。
しゅうまいを作るのも勘弁しよう。
ただ… 裸にエプロンだけの姿で料理するのは止めてくれ。
たのむ。

30 名前:代打名無し :03/10/23 23:32 ID:DZ96Nmxc
なぁ大ちゃん。ダイエーが負けたからってシュウマイにつけるカラシの量を増やすのはやめてくれ。

31 名前:代打名無し :03/10/24 12:07 ID:pxZ3HLcj
ピッチャーデニー

32 名前:代打名無し :03/10/24 12:19 ID:yTzcQLpH
昨日は一緒に日本シリーズを見た。
大チャンはシュウマイを食べながら見ていた。
試合の後半、大チャンがぽつりと呟いてた。
「ピッチャーデニー」
小さな声だった。

それだけ。

33 名前:代打名無し :03/10/24 12:30 ID:NukT5mvV
今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か便所に大ちゃんがいた。
大ちゃんは、うんこを生みながら俺に
「やあ、おかえり」と微笑みかけた。
俺は、なぜ俺の家の便所に大ちゃんがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」
とぎこちなく微笑みかえした。
その後、大ちゃんが生んだうんこを食べた。
うまかった・・のか?

34 名前:代打名無し :03/10/24 12:44 ID:S323qHG9
萌えスレの予感

35 名前:代打名無し :03/10/24 12:51 ID:BcwL+aVh
寒い夜、こたつでくつろいでいたらピンポンが鳴った。
ドアを開けてみるとそこには土鍋を持った大ちゃんがいた。
どうやら今晩は漏れと鍋をしたかったようだ。
もう晩飯を食べたと告げると大量の食材と鍋を持ったまま
大ちゃんはとぼとぼと帰ってしまった。

先に連絡ぐらいよこせよと思いながらも
冷たい夜風に耐えながら帰る後姿を見ていられなかった。

そんだけ。

36 名前:代打名無し :03/10/24 13:04 ID:ztQX8FKK
大ちゃんが地元の中学生に絡まれていた。
どうやらカツアゲをされていたらしい。
俺が近寄ると中学生どもはそそくさと退散して行った。
どうやらすでに金を取られた後だったらしい。
泣きじゃくる大ちゃんにいくら取られたのか尋ねると、
大ちゃんは174円と答えた。
全財産を出したのにまだ金を隠していると思われて開放してもらえなかったそうだ。
俺はポケットに入っていたキスミントを一つやった。
それを受け取った大ちゃんは涙を拭い、けなげに微笑んで見せた。
俺の頬に熱いものが流れた。

そんだけ。


37 名前:代打名無し :03/10/24 14:12 ID:yTzcQLpH
仕事を終えて家に帰ると、なぜか大チャンが鍋の用意をして待っていた。
「あったかいから一緒に食べよう」と言うので、
俺は「ちゃんと勝ってくれたらいつでも食うよ」と応えた。
大チャンはうつむいて鍋を見つめたまま、
「うん、明日は勝つよ。デニーが抑えるから」と震える声で呟いた。
鍋の中にぽとりと水滴が落ちてた。一粒、二粒。
俺は黙って箸を取り、鍋をつついた。大チャンは笑顔だった。
一緒に食べた鍋はおいしかった。

それだけ。

38 名前:代打名無し :03/10/24 14:18 ID:pxZ3HLcj
大ちゃんが「巨人の星」を読んでた。・・・河原に大リーグボール三号投げさせようとするなよ。

39 名前:代打名無し :03/10/24 22:24 ID:pxZ3HLcj
大ちゃんが「宗リン・・・」ってしきりにぼやいて泣いてる。俺はコンビニで買った肉まんをそっと置いていった。

40 名前:代打名無し :03/10/24 23:20 ID:3JrTKir5
>>35
激萌えしてしまいますた

41 名前:代打名無し :03/10/24 23:25 ID:PMrRTnDR
外は雨が降っている やみそうな気配もない
窓から外を眺めているとふいにドアをノックする音が聞こえた

ドアを開けるとそこにはずぶ濡れになった大ちゃんが....

「来ちゃった....」




その後はご想像にお任せします

42 名前:代打名無し :03/10/24 23:37 ID:eOpD6YjJ
>>41
「どうしたんだよ大ちゃん!?ズブ濡れじゃないか!?」
俺は風邪をひくといけないと思って大ちゃんを風呂に入れた。
大ちゃんは風呂でリフレッシュしたらしくずいぶん元気だ。
「改めて聞くけど傘はどうしたんだ?」
「球場出る時、傘置き場に僕の傘だけなかったの。だから・・・」
大ちゃんは涙をこらえてる。
「きっと心無い奴がパクったんだよ。ホントロクでもない奴がいるよな。」
俺は大ちゃんを元気づけようと「さいたまさいたま!」と連呼して踊った。
泣きそうだった大ちゃんに笑顔がもれた。
「アハハ!何それおかしいよ。」
すっかり元気が出たようだ。
その後大ちゃんと一緒にシュウマイを食べた。
いつも以上に美味かった。


そんだけ

43 名前:代打名無し :03/10/24 23:59 ID:HfXDwXIE
糞スレと思わせ良スレの予感!!

そんだけ

44 名前:代打名無し :03/10/25 00:22 ID:+9lzc//r
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    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ

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    ヽ::::::::::::::::::::.   \/    ノ

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   /    (●) ___(●) ヽ 
    l:::::::::.  <´ ̄VWWV ̄`> |  くゎっ!
    |:::::::::::   ヽ      /  |
   |:::::::::::::::::    \/⌒゙〜'⌒゙〜゙〜7
    ヽ:::::::::::::::::::.   \______ノ

      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    /   _ノ     ,_ノ\
   /    / iニ)ヽ,   /rj:ヽヽ ヽ   おどかしてごめんね
    l::::::::: ;〈 !:::::::c!  ' {.::::::;、! 〉. |
    |::::::::::  (つ`''"   `'ー''(つ   | ちょっとやってみたかっただけなんだ
   |::::::::::::::::: l |      l |   | 
    ヽ:::::::::::::::::l::. r‐''""~)  l  ノ 


45 名前:代打名無し :03/10/25 00:34 ID:X41jMbK7
目の前を大ちゃんが笑顔で歩いてゐる。
キュムキュム
キュムキュム
嗚呼、まるで泣いているやうじゃないか。

私は大ちゃんを見ながら訳も無く泣いてゐた。



それだけ

46 名前:代打名無し :03/10/25 01:51 ID:KTHHIH3Q
今日も大チャンと一緒に日本シリーズを見ていた。
大チャンは本当に野球が好きなんだな。
俺がどっちを応援してるのかと聞くと、
「どっちも応援してるよ。頑張ってる姿が好きなんだ」
と少し照れながら言った。
俺は黙ってシュウマイを食べた。
川アと秀太が激突したシーンでは、
「大丈夫かな、大きな怪我じゃないといいね。みんな元気で野球してほしいね」
と大チャンはちょっと悲しそうな顔で呟いた。
「秀太の走塁が悪いんじゃないか?」
そう俺が言うと、大チャンはぷるぷると首を振った。
「みんな一生懸命やってるんだ、誰も悪くないよ。僕はみんなを応援してるんだ」
大チャンの目は綺麗だった。シュウマイを食う俺が写っていた。

それだけ

47 名前:代打名無し :03/10/25 16:53 ID:r0m+mhkN
萌え

48 名前:代打名無し :03/10/25 17:41 ID:nnK2Gy9I

(´д`;)ハアハア
 漏れも大ちゃんの焼いたシュウマイ食いて〜〜!

49 名前:代打名無し :03/10/25 17:47 ID:/hrt9/Gc
大ちゃんイイ…

50 名前:代打名無し :03/10/25 17:47 ID:sgxMjrpF
>>48
シュウマイは普通焼かないが・・・・・

51 名前:代打名無し :03/10/25 18:05 ID:CjUmbmAa
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        ∩_∩ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
このスレ読んで、せつなくなって泣いてしまった漏れは
もう逝ってよしかと思われ(ry

52 名前:代打名無し :03/10/25 20:54 ID:2owzw2L3
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

>>51 漏れもだよ…。ここの大ちゃん、けなげだよな…。

53 名前:代打名無し :03/10/25 22:08 ID:HrUJpOO7
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    /             \
   /                  ヽ
    l:::::::::.                  |
    |::::::::::   (●)     (●)   | キャハ!
   |:::::::::::::./// \___/ ///  |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ

    ボクってそんなにけなげ?

54 名前:代打名無し :03/10/25 23:07 ID:Ij+GsjJq
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    /             \
   /                  ヽ
    l:::::::::.                  |
    |::::::::::   (●)     (●)   | 
   |:::::::::::::./// \___/ ///  |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ

55 名前:代打名無し :03/10/26 03:04 ID:0YNRw1fP
シウマイじゃないの?

56 名前:代打名無し :03/10/26 13:24 ID:JUv9rrl4
夜、いつものようにゴミを出しに行ったら、電柱の下に大ちゃんがいた。
「寒くないの?」俺がそう言うと
「反省してるんだ、今季のこと…だからそっとしておいてよ。」と大ちゃんは言った。
しかし、そう言いながらも大ちゃんの肩は震えている。
やはり秋とはいえ相当寒いのだろう。
だからといってここで甘やかしてはいけない。
「そうか。頑張れよ。」
「うん。」
大ちゃんの頭を軽くぽんと叩いて、俺は再び家への帰路を歩く。
帰る途中、何度も「くしゅん!」と大ちゃんのくしゃみを聴いた気がした。

そんだけ。


57 名前:代打名無し :03/10/26 20:24 ID:JeIVt3PD
(´・ω・`) ダイチャン・・・

58 名前:代打名無し :03/10/26 21:41 ID:6z8QLfUJ
>>46
激萌え

59 名前:代打名無し :03/10/26 22:27 ID:GkHCSi/X
謎の巨大宇宙生命体の出現。
そして山下監督の謀反により、横浜ベイスターズは壊滅的打撃を受けていた。
山下の号令の下、ハマスタに集結するデニー軍団。
それを迎え撃つタクローだったが、力の差は歴然としていた。
そして、解散していたベイスターズの村田、内川、金城
さらにファンタジスタの罪で投獄されていた古木までが、この戦いに駆り出された。
自らの目で山下監督の復活を確かめんがため、その野望を阻止せんが為に立ち上がった古木。
巨大宇宙生命体、山下の復活の意味とは!?
新型助っ人は敵か味方か!?
今ここに、ウッズ対デニー軍団。
そして謎の新型助っ人を交えた壮絶なる戦いの火蓋が切って落とされた!!
古木の操縦するウッズは、行く手に立ちふさがる悪の軍団を次々と破壊していく!

敵はハマスタにあり!!!

第一話「復活!悪の要塞横浜スタジアム!!!」


60 名前:代打名無し :03/10/26 22:48 ID:BvmOM7bb
真面目に書こうとすると、けっこう難しいな、これ。
なんかネタ探してこよー

61 名前:代打名無し :03/10/26 22:51 ID:GkHCSi/X
今日某スーパーでバイトしてたら大ちゃんがきた。
「来ちゃった。」大ちゃんは笑う。
「どうしたんだ大ちゃん?買い物にきたの?売上貢献ありがとうね。」
「うん。君が頑張ってる姿を見たら僕も頑張れると思ってね。
そうそう。今日の晩御飯はチャーハンとシュウマイだから楽しみにしててね。それじゃ」
大ちゃんは笑顔で帰っていった。
俺はいつもの3倍頑張った。


そんだけ

62 名前:代打名無し :03/10/26 23:08 ID:jVrYbv7L
「今日の晩御飯はシウマイだよ」
いつものように大ちゃんが満面の笑みを浮かべてシュウマイを持ってくる。
「だからさ、大ちゃん。シュウマイだって。何度も教えただろ」
「う、うん。シュ、シュチュ、シウマイ」
言えないのかな。俺は不思議に思いながら大ちゃんを見ていた。
「シュ、シュー、チューマイ。シウマイ」
大ちゃんの大きな目が、だんだん悲しそうに濡れてきていた。
「もういいよ。早く食おうぜ。冷めちまう」
「う、うん、そうだね、熱々のシウマイおいしいもんね」
嬉しそうに笑う大ちゃんを見てると、
シュウマイでもシウマイでもどっちでも良く思えた。
火傷するほど熱いシュウマイ、湯気の向こうで大ちゃんの笑顔が揺れていた。

それだけ

63 名前:代打名無し :03/10/26 23:10 ID:jVrYbv7L
ああん、上で大ちゃんシュウマイって言ってた(;´Д`)

64 名前:代打名無し :03/10/26 23:36 ID:bP24P2/t
>63
>62萌えたから気にすんなw

65 名前:代打名無し :03/10/26 23:36 ID:YOn7OjOH
ここの一人称の「俺」はベイファン?

66 名前:代打名無し :03/10/26 23:49 ID:fMGAcX3z
>>65
「俺」の数だけ「俺」がいる。


それだけ

67 名前:代打名無し :03/10/27 00:10 ID:OUfbPTzi
みんな山下が良い人と思ってるみたいだけど本当の山下はわがままなんだよ

68 名前:代打名無し :03/10/27 01:56 ID:Qqm9gQy8
わがままな大ちゃんもいい。
萌えるから。

それだけ

69 名前:801 :03/10/27 02:12 ID:aRAjWr7H
                           n
              B_A_Y_S_T_A_R_S_ノ V|
                           `''´
The days which are wrapped in the scene of sadness and to pass heartlessly
       DAI-tyan’s wonder command repeated with the HAGE-light
           A pennant continues to where as well
                He is waiting in the lowest rank

                    __(/__
                  ,.-'´    `ヽ
                 r'´  ゝ'   `ヽ
                 { "''     " ii}
                 li       i i ii
                 _i_i i    i i_リ'_
               <___,.ニ=‐-‐- <__>;
               / ̄         \
             /             \_
           //                  ヽ\____ 
          ん'^l::::                  ::::|ト ノ´し'⌒` 
             |:::::    (●)     (●)  :::::| 
.             |::::::::    \___/   :::::::| 
             |ヽ:::::::::.    \/   ::::::::ノ 
             l:::::: ̄:ヾ,-' ‐''`Y^r '` ‐- 、:::::|
             l:::::::,ィ´ベ   ;゙†.!   /∧:::|
              |:::::::::|,'  〉、、 ,','  ゙、  /∧ ヽ、 
             l::::::::/  {  V/ 、 /〉,'./::::}  ヾ
             く::::く   ゝ、::::\ /:::::::::ノ /  
              \::`コ==}   `' ::::::{==「::j   
                \:::::レ'` ー--‐ァ''´\j/    
            ´   _,,. ‐''"     /  ハ\   

70 名前:代打名無し :03/10/27 04:14 ID:fTIKaymk
スーパーに買い物に行ったら、ひき肉の前にいつもの大ちゃんがいた。
アレは一体なんなのだろう。アンマン?

「シウマイシウマイ〜今日は何シウマイにする?」」
小さな手で携帯を取り出し、なにやら嬉しそうに話している。
電話の向こうの相手が心底羨ましいと思った。
いつもより倍近く高いチルドシュウマイを買った。
何故か後から後から涙が出てきて。
ワンルーム8畳の部屋が広かった。

そんだけ。

71 名前:代打名無し :03/10/27 08:52 ID:+VeCd9Zi
バカスレ

72 名前:代打名無し :03/10/27 09:12 ID:XEb4KUc3
>>70
・゚・(つД`)・゚・ 

73 名前:代打名無し :03/10/27 12:53 ID:j1b/zhFd
あげ

74 名前:代打名無し :03/10/27 18:17 ID:fOKY4bAs
ここはひどい萌えスレですね

75 名前:代打名無し :03/10/27 18:47 ID:bYu7y4yM
今日も大ちゃんと日本シリーズを見た。
「来年はあの舞台に立てたらいいな。」と俺が言うと
「うん、でもどこのチームも日本一目指してるんだ、全部のチームが優勝できたらいいのにな・・・。」
と大ちゃんは言った。
俺は「大ちゃんは優しすぎるよ。」と言おうと思ったが大ちゃんの目を見ると何もいえなくなった。
しばらく黙り込んでいると急にテレビが切れた。
びっくりして前を見るとリモコンを握り締めたまま大ちゃんが泣いてた。
今にも消えそうな声でなんども「ごめんね・・・みんなごめんね・・・。」と謝っていた。
俺はそんな大ちゃんを正視できずに上を見上げた。
少しするとテレビがつく音が聞こえて、大ちゃんはすこし寂しそうに微笑むと
「シウマイ作るね。」と言った。

そんだけ。

76 名前:代打名無し :03/10/27 18:59 ID:FLlDiAQq
>>1よ大ちゃんとはBまで行ったのか?

77 名前:代打名無し :03/10/27 22:37 ID:QTcOIvPe
だめだ・・・・゚・(ノД`)・゚・

78 名前:代打名無し :03/10/27 22:47 ID:fTIKaymk
今日は大ちゃんと一緒に最後のシリーズを見た。
勿論シュウマイを食べながら。
胴上げと花火。

「勝つって、どういうことなんだろう。」
いつもより小さな背番号77が大ちゃんの顔に映っている。
「俺には大ちゃんが最優秀賞だよ。」
目を伏せて割り箸を操る。
震えている大ちゃんを抱くことが俺にはできなかった。
冷め切ったシュウマイ、いや、シウマイはしょっぱい。

大ちゃんと一緒に見た最後のシリーズだった。

そんだけ。

79 名前:代打名無し :03/10/27 23:05 ID:Ovt6GNCU
>>76
下ネタ( ・A ・)イクナイ

80 名前:代打名無し :03/10/27 23:35 ID:Peib5XVG
今更だけど>>2がどうなってるか心配だ

81 名前:代打名無し :03/10/27 23:38 ID:oRNDQCuc
当然漏らしていることでしょう

82 名前:代打名無し :03/10/27 23:59 ID:TOHcE+eU
大ちゃんが>>2のことを心配してる。
「大丈夫かな。臭いだろうな。みんなに避けられてるだろうな。」
目が潤んでる。
「あまり大口は叩かないほうがいいよね。僕もこれからは
優勝じゃなくて勝率5割を目標にするよ。」



   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
それじゃだめだって・・・


そんだけ

83 名前:代打名無し :03/10/28 00:00 ID:KMqP7M4h
まあ、来年は大ちゃんと仲良く最下位争いするんだな。

84 名前:代打名無し :03/10/28 00:07 ID:7l8bbASV
kkk

85 名前:代打名無し :03/10/28 00:09 ID:TT2L9/px
おれがいつものように駅からの帰途をたどっていると
大きな街路樹の下に大ちゃんが居た。
おれが「やあ。今日もここに居るんだね」と声をかけると、大ちゃんは
少し笑いながら「ぼくはこの古い木が大好きなんだ」と言った。
「そっか。じゃあ、急いでるからまたね」と言うと大ちゃんは手を振ってくれた。
で、家に着いて服を脱いだらポケットに大きなシュウマイが2ヶ入ってた。

そんだけ。

86 名前:代打名無し :03/10/28 00:17 ID:4ixtAgFe
今日いきつけの飲み屋に行くと

マスター、隣の人たちにスコッチを・・・


     ぶっちぎり最下位
          ↓
                           五位        三位      二位    ぶっちぎり優勝
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    (  )   ↓         ↓        ↓       ↓
    /             \ ...( ) .::::::::: ::::::::::::
   /:::::::::::::::         :::::::::: ヽ( ). . .::::::::: ::::::::::::
    l::::::::::::           ::::::::::|( ( . .::::::: ::::::::::::::.
    |::::::::: (●)   (●)   ::::::| ).)::::::. . ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::. ..: : :: :: :::
   |:::::::_  \__/ _///===・ . .:::: ΛCΛ        ΛGΛ       ΛDΛ       ΛTΛ
    ヽ/  ヽ:: \/  (  /:::ノ::::: :: .../:彡ミ゛ヽ;)ー、  /:彡ミ゛ヽ;)ー、  /:彡ミ゛ヽ;)ー、  (`Щ´ )-、
   / ::::人l||>::: :: : :::::  |:: |/ ヽ:::::::::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:., (mソ)ヽ   i
 / ::::/::::~~:: ::::: ::::: ::::  |::: ヽ / ::::/ :::/コージヽ ヽ ::l/ :::/タツノリヽ ヽ ::l/ :::/ ヒサシヽ ヽ ::l  / /センヽヽイチl
.(_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_ノ ̄(_,ノ ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ(_,ノ ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ(_,ノ ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄(_,ノ ̄ ̄ヽ、_ノ

      ↑続投決定             ↑          ↑               ↑名誉の勇退
                 ヘッドコーチに前々監督が就任   辞任       ↑
                                          シーズン途中で解任(クビ)
                                         来期はオレ流(落合)にバトンタッチ

それだけ

87 名前:代打名無し :03/10/28 01:46 ID:1kH1/oy/
>>85
なんか(・∀・)イイ!!



ちょっとageてみる

88 名前:代打名無し :03/10/28 02:52 ID:5HMyH6X2
まあ、文章は萌えるんだよ。萌えたさ。
しかしだ、その情景を思い描こうとするとリアル大ちゃんが出てきてしまうんだよ。
>>29なんて最悪だ。リアル大ちゃんが裸エプロンだ。誰か助けて…。

89 名前:代打名無し :03/10/28 04:30 ID:1PSlTDFP
俺と大ちゃんは背中合わせの関係だ。

そんだけ。

90 名前:代打名無し :03/10/28 04:56 ID:TT2L9/px
僕は犬の散歩に出かけようと思い、まだ夜が明けきらない早朝に出発した。
せせらぎだけが聞こえる川沿いの遊歩道に、僕と愛犬の息が響いている。
しばらくした時、向こう岸から人の叫ぶ声のようなものが聞こえた。
「ピッチャー加藤!」「ピッチャー木塚!」「ちくしょう!・・・」

あれから三日が経ったけど、あの声が大ちゃんだったんだと気づいた。
今日の晩飯はしゅうまいにしようと思う。

そんだけ。

91 名前:代打名無し :03/10/28 05:49 ID:C/ltGTSm
何だ、このシュールリアリズムを地で行く微妙な名スレは・・・

92 名前:代打名無し :03/10/28 08:13 ID:fLDGfPGb
近所のダイエーを通りかかったら大ちゃんが並んでいた。そんだけ

93 名前:代打名無し :03/10/28 08:27 ID:gtMHxEbZ
>>92
ちょっぴりワラタ

そんだけ

94 名前:代打名無し :03/10/28 11:36 ID:LfHTed0B
家に帰ってくると、電気が消えていて寒々とした空気が漂っていた。
(大ちゃんの奴、さっき電話した時はいたのに・・・。買い物にでも行ったのかな?)
電気とTVをつけて、着替え始めると寝室がら物音が聞こえてきた。
ドアを空けて電気をつけると、大ちゃんが布団にくるまって泣いていた。
「どうした?何かあったの?」
「みんながデニーなんかストッパーに起用するなって・・・・。」
どうやら苛められたらしい。
「そんな事言われたからって泣いてちゃ駄目だろ。」
「だって・・・ホワイトサイドさえ役目を果たしてくれてたら・・・。」
「もう終わったことなんだからさ。それより、早く晩御飯たべようよ。」
無理矢理布団から大ちゃんを引き剥がして食卓まで連れて行き、
帰りにスーパーに立ち寄って買って来たシウマイを温め直した。
少し遅めの夕食をとり始めると、大ちゃんがポツリ・ポツリと喋りだした。
「ホワイトサイドのせいにしちゃいけないよね・・。僕が頼んで連れてきたんだもんね。」
「うん。人のせいにしちゃいけないな。」
「ギャラードも来てくれたし、来年はもっと勝てるよね。」
「そうなるとイイね。期待してるからな、大ちゃん。」
大ちゃんは泣きながら笑った。その顔が少し不細工だったので僕も笑ってしまった。
つけっ放しにしてあったTVでバラエティ番組でもやっているのだろうか?
ヤラセっぽい独特な笑い声がTVからやけに大きく聞こえた。



そんだけ。

95 名前:代打名無し :03/10/28 19:32 ID:TT2L9/px
今日は秋晴れの空が広がっている。「よし、キャッチボールでも行くか。」
そう思い立ち、電話で大ちゃんを誘って、近くの運動公園に繰り出した。
「パシーン!」大ちゃんのグラブは素晴らしい音を立てて捕球する。
さすがにプロだったんだなあ、と改めて思った。
しばらく汗をかいた後、2人で近くのスーパーでシュウマイを買って食べていた。
すると大ちゃんが「ぼくも現役のころは凄かったんだよ。」と笑いながら
小さな声で呟いた。あいにく俺は大ちゃんの現役時代を知らない世代だ。
僕はなにも返事ができなかった。なぜかはわからないが。
帰り道、夕日がとてもまぶしく感じる。前を歩く大ちゃんの背中が大きく見えた。

そんだけ。

96 名前:代打名無し :03/10/28 22:09 ID:zfA/R8Xs
今日は大ちゃんと映画を見た。
「ねぇ・・・僕も誰かの為にいいことができるかな。」
ありがちな戦争映画でぼろぼろと涙をこぼす大ちゃんの肩に手を置く。
少なくとも関西の人間には、と言い掛けたがやめた。
「な、俺腹減ったよ〜、メシつくってよ、大ちゃん。しゅうまいくわせてよ。」
「・・・うん!」
ありがちな映画よりも、大ちゃんに泣いた。

そんだけ。

97 名前:代打名無し :03/10/28 22:34 ID:SEJyEkov
このスレは名スレ。がんばれ。超がんばれ。



そんだけ。

98 名前:代打名無し :03/10/29 00:15 ID:cxIQrVWB
>>95
一瞬スーパーシュウマイを買って食べていた、に見えて
にょきにょきでかくなる大ちゃんを想像した。
チョトワラタ

そんだけ。

99 名前:代打名無し :03/10/29 00:20 ID:HEb49eyk
会社帰り、バスに乗ったらそのうち客は俺だけになっていた。
外は真っ暗。窓には自分の呆けたような顔が映っている。
バスの振動。俺は最後列にだらしなく座りながら睡魔と戦っていた。
すると一人乗ってきた。大ちゃんだった。
ほかの席が全部空いてるのにも関わらず大ちゃんはなぜか俺の隣に座った。
俺は意を決して話しかけ、大ちゃんに間違いことがわかるとしばし野球の話で盛り上がった。
自分がベイファンなこと、監督を応援してること、優勝を心待ちにしてること・・・。
大ちゃんはうんうんとうなずいて必ず果たすと約束してくれた。
なんか俺、自分でもびっくりするぐらい熱く語っちゃって、
今年はあんまり成績が酷いんでスポーツニュースとかあんまりよく見てなかったんだけど、
やっぱ俺野球好きなんだなーって再確認した。
大ちゃんはずっと笑顔だった。

ぐらりと体が傾いて我に返った。
どうやら眠っていたらしい。
・・・大ちゃんはいない。なんだ、夢だったのか。そりゃそうか。
ふと右手に違和感を覚えて見ると、何かを思い切り押し潰している。
その感触から虫なんじゃないかと焦って手をどけたら潰れていたのはシウマイひとつ。
「次は西竹の里町」
俺は慌ててボタンを押した。

バスが走り去ってテールライトが夜道に消える。
ふと空を見上げると雨上がりの夜空に光る星。
そのとき俺は確かに横浜の海に浮かぶ星を見ていたと、今でも奇妙な実感がある。

まあそんだけ。

100 名前:代打名無し :03/10/29 00:30 ID:ZKSijRSF
100

101 名前:代打名無し :03/10/29 00:36 ID:E3BvNOFN
横浜駅ホームにある崎陽軒の売店に大ちゃんが居た。
俺は大ちゃんに
「何でこんな所でシウマイ売ってるの?」
と聞いたが大ちゃんは答えない。
「大ちゃん答えろよ!何でこんな所に居るんだよ!」
何回聞いても大ちゃんは黙々とシウマイを売り続けるだけだ。
「おい大、答えろ!」
俺はついに大ちゃんをひっぱたいた。
大ちゃんは目に涙をいっぱいにして歯を食いしばっている。
俺は諦めてシウマイ弁当を一つ買ってやり、東海道線に乗り込んだ。
そのシウマイ弁当は不味かった。

それだけ。


102 名前:代打名無し :03/10/29 00:49 ID:poJYrjtO
俺が帰宅した時、大ちゃんの目は真っ赤になっていた。
言葉少なに俺にシウマイを出す大ちゃんに
「何だよ、また悲しいドラマでも見ちゃったのかよ」とひやかした。

スポーツニュースが始まり、星野監督の勇退会見のVが流れた。
二人で黙ったまま見ていた。ニュースが終わり、大ちゃんはぽつりと言った。
「星野くん、お疲れさま…」
俺はふと大ちゃんの手に目を留める。なんとなくふにふにしてると思ってたその手は
いくつものタコや、歴史を思わせる傷跡がたくさんあった。
「大ちゃんだって頑張ってるだろ。お疲れさん、来年また頑張れ」
俺はシウマイの海老を全部大ちゃんの皿に載せてやった。
大ちゃんは、また目を赤くしてニッコリ笑った。

そんだけ。

103 名前:代打名無し :03/10/29 01:00 ID:bq9oGv8e
             @@@@@@@
         /           \
         /              ヽ  俺を舐めるなよ!!
   / ̄\ l  /   ,, ,,    \   |  来年こそ日本一になってみせる!!
  ,┤    ト |  (・ )     ( ・)   | 
 |  \_/  ヽ        _       |  
 |   __( ̄ |     _二◎   ノ 
 ヽ___) ノ



104 名前:代打名無し :03/10/29 01:45 ID:EHs4YgNJ
今日は大ちゃんと遊園地に行く約束をしている。
ふと時計を見ると、待ち合わせの時間まであと5分になっていた。
服を適当に選んで、パンをかじりながら待ち合わせ場所の駅前に走った。
僕は「ごめん。待った?」と咳き込みながら大ちゃんに謝った。
「ううん、いいんだ。たった30分じゃないか」と大ちゃん。
大ちゃんの寛容さと陽気な笑顔に胸が救われる思いだった。
簿たちは電車に20分ほど揺られ、やがて遊園地に到着した。
入場門に差し掛かったとき、悲しむべき出来事が起こった。
「休園日」の立て札がかかっている。僕のミスだ。ふと横に居る大ちゃんに目をやる。
「気にしないで。ぼくは大丈夫だから。」と大ちゃん。嫌な顔ひとつせずに
笑ってくれている。やがて僕も笑っていた。「ありがとう、大ちゃん」と心の中で呟く僕。
来たことのない駅への道を引き返していると、一軒の中華料理屋が目に入った。
蒸したてのしゅうまいを2人で頬張る。おいしい。
大ちゃんが「失敗したおかげでこのしゅうまいを食べられたんだよ」と言った。
「失敗ばんざい!」店のフロアにいつまでも2人の笑い声が響いた。


そんだけ。

105 名前:大ちゃんの告白1 :03/10/29 02:14 ID:Q8iv944B
僕が家に帰ると大ちゃんは泣いていた。
「どうしたの?」心配して声を掛ける僕に対して、大ちゃんはただ顔を横に振るばかり。
「お腹すいたでしょ。なんか作るね。」買い置きしていた塩ラーメンを取り出し急いで鍋に火をかける。
しばらくしてお湯が沸騰し、ラーメンを鍋に放り込んで、僕は3分間脳を働かせる。
(何か大ちゃんにあったのか?昨日まであんなに元気だったのに・・・)
3分はあっという間に過ぎ、2つの丼に生卵を上に乗せただけの塩ラーメンが完成した。
「ほら、食べなよ。大ちゃんが大好きな生卵ラーメンだよ。」
大ちゃんは何も言わずに、ラーメンを勢いよく食べ始めた。
(よっぽどお腹空いてたんだな・・・)
とりあえずご飯を食べる元気はあったことに僕はひとまず安心した。

106 名前:代打名無し :03/10/29 07:22 ID:DQnoC2A3

              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  マチクタビレタ〜     マチクタビレタ〜
 マチクタビレタ〜    /            \     ピッチャーデニ〜
            /                 ヽ マチクタビレタ〜  ピッチャーデニ〜
   マチクタビレタ〜 l:::::::::.                 |        マチクタビレタ〜
            |::::::::::   (●)    (●)  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        へ   |::::::::::::へ   \___/   | < 大ちゃんの告白2マダー
         \\ ヽ:::::::::::\\.. \/    ノ   \____________
チン        \\\.   \\          ヽ
   チン      \\/    \\  _       |  マチクタビレタ〜
      \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  / ̄   ヽ    /  _
        \回回回回回/ ̄ ̄ヽ        / ̄ ̄/|    マチクタビレタ〜
         \___/      ヽ____/  /  .|

107 名前:代打名無し :03/10/29 12:29 ID:MoPtTYtM
マダー?

108 名前:代打名無し :03/10/29 12:37 ID:Q/QWBcnR
>>106
IDがDQn

109 名前:勝手に続き創作 :03/10/29 13:58 ID:20AVV6Cc
ラーメンの鉢を半分ほど空けたところで大ちゃんがぽそりとつぶやいた。
「僕も…あんな風になれるのかな」
「え?」
「今テレビのニュースで星野さんの勇退会見をやってたんだ。
 星野さんが会場を後にする時、阪神ファンがホシノ・コールを贈ってたんだ」
 大ちゃんの箸は止まったまま動かない。
「いつもいつも心の中ではファンの人達に申し訳なく思ってるんだ。
 でも…それにこたえられない自分が歯がゆくて…」
 僕は何も言えなかった。
「僕も…あんな風に愛されたい…」そう言うと大ちゃんは一気に塩ラーメンの残りを
すすりはじめた。
 「大ちゃんは…もうじゅうぶんに愛されてるよ…」だって大ちゃんは大ちゃんだから…。
 うまく言葉をみつけられない自分にもどかしさを感じながら、僕は後片付けをはじめた。
 二つ目の丼を洗っているとき、背後から大ちゃんの声がした。
「そうだね。僕にはこんなおいしいラーメンをつくってくれる人がいるんだったね。
 ラーメンごちそうさま」
 僕は二つ目のどんぶりを洗い終えた。



そんだけ。
 

110 名前:代打名無し :03/10/29 15:48 ID:NBexNvdu
>>103
超キモイな。

111 名前:代打名無し :03/10/29 16:03 ID:SgWccjnr
AA大ちゃんなら萌えるけどリアル大ちゃんだと激しくキモイな

112 名前:代打名無し :03/10/29 16:40 ID:MoPtTYtM
俺の部屋で待っている大ちゃん
俺の為にエビの入ったシウマイをせっせと作ってくれている

描いたらカシワモチみたいになってしまった…
http://v.isp.2ch.net/up/a7d7b0d691e4.gif



113 名前:代打名無し :03/10/29 17:09 ID:s05TtmGU
ここは泣いてる大ちゃんを慰めるスレか?何か、読んでると切なくなって来る
んやけど・・・。

114 名前:代打名無し :03/10/29 17:12 ID:6WhGj9Wa
>>113
せつなくなったら泣けばいい。


そんだけ

115 名前:代打名無し :03/10/29 17:35 ID:b6LuTfaH
俺の中では吉田戦車っぽいんだよな、ここの大ちゃん。
いじめてくんなんかに出てくる時々ほろっ、というかしんみりさせる時の空気が似てる気がする

116 名前:代打名無し :03/10/29 18:00 ID:fIKXZVi3
>>112
かわいい…
けど、シウマイを両手で抱える程のサイズの大チャンだともっとかわいかったかも。

117 名前:代打名無し :03/10/29 18:39 ID:6WhGj9Wa
大ちゃんが珍しくPCに向かって調べ物をしている。
(一体、何調べているんだろう?)
そーっと近づいて後ろからモニターを覗こうとしたら、
大ちゃんは気がついたらしく、顔を赤くしながら画面を必死に隠そうとした。
「何調べてんだよ。教えてくれてもイイだろ。調べるの手伝うよ。」と言うと
「なんでもないよ!なんでもないから、あっちいってて。」と恥ずかしそうに僕を押し返してきた。
「わかったよ。ケチだなあ。」と離れかけたんだけど、僕はその時画面を見てしまった。
どうやら、新人王やベストナインにチームの選手が選ばれていないか調べているみたいだった。
急に大ちゃんの押し返してくる力が弱くなった。
「やっぱり僕のチームからは誰も選ばれていないよね。」
赤かった顔が真っ赤になった、今にも泣き出しそうだ・・・。
「ファンのみんなも悔しい思いだよね・・・。」
大ちゃんの目にみるみるうちに涙が溢れ出してきた。
「でもね、来年はファンのみんなが笑顔でいられるようにするよ。きっとするよ。」
震える声で、でも力強く大ちゃんは言った。
「じゃあ、大丈夫だな。今年は駄目だったけどノージンジャーだな。」
と僕はおどけて大ちゃんの真似をしてみた。
「真面目に話をしてるのに、何そのノージンジャーって?馬鹿じゃない?真似しないでよ。」
大ちゃんは少し怒って・・そして笑った。
外の風がつよいからか窓がカタカタ鳴っていた。もうすぐ冬なんだな。



そんだけ


118 名前:代打名無し :03/10/29 21:17 ID:AQXnb6dq
 俺と大ちゃんと番長の三人で番長の故郷奈良を訪ねた。
 大ちゃんが鹿と戯れてるのをマターリ眺めながら市中を観光し、
最後に東大寺の大仏殿を参詣することにした。
 本殿に入ってすぐ脇の有名な穴くぐりには長い行列が出来ている。
 「ねえねえ僕もくぐっていいかな?」言うが早いか大ちゃんはすでに頭を穴に突っ込んでいる。
 こんなに元気な大ちゃんを見るのはひさしぶりだな、と思っていると、どうも大ちゃんの様子がおかしい。
 「あ、あれ?ぬ、抜けないよ!?」
 そんなはずはないと思って後ろからおしりを押してみたが、
頭のキュムキュムした部分が突っ張ってどうにも動かない。
 俺と番長でそれぞれツルツルして持ちにくい頭の先と、足を持って引っ張ってみてもダメだった。
 周囲に出来た人だかりに「ガンバレー」と声をかけられるが、何をやっても動かない。
 ついにレスキュー隊が来た。
 「バールのようなもの使いますか!?」と言われたが、それでは大ちゃんが傷つく。それにバールのようなものは
もっと殺伐とした事態の時に使うものだ。
 いつの間にか日が暮れている。番長の自慢のリーゼントも心配のあまりシオシオになってしまっていた。
 どうしようかと途方にくれて、何気なく窓外を見やるとたいまつに火が灯されていた。
 たいまつの燃え盛る様を眺めていると突然アイデアが閃いた。
 「大ちゃん。ピッチャーデニーをコールするんだ!!」
 「!? ピッチャーデニー!!」(AA略)大ちゃんのピッチャーデニーのコールが暗い堂内に朗々と響き渡る。
 その顔が変形した一瞬を狙って一気にひきずりだした。
 周囲の拍手に包まれて泣いている大ちゃんを見ながらほっと肩でひと息ついた時、背後に気配を感じたので
ふと振り返ると、リリーフカーから降りたばかりのデニーが立っていた。


そんだけ

119 名前:代打名無し :03/10/29 21:42 ID:rWz7tF9f
>>118
すごい面白かったよ。
バールのようなものとかラストのデニーとか、かなりツボだった。

そんだけ。

120 名前:代打名無し :03/10/29 22:22 ID:02l5yUkq
>>109
大ちゃん。俺は大ちゃんを愛してるよ。
浜ファソじゃないけど。

それだけ

121 名前:代打名無し :03/10/30 00:19 ID:BqQiy9OS
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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          |::::::::::   (●)     (●)   |  シウマイ買って来たよ♪
         |:::::::::::::::::   \___/     | 
          ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ 
           ̄ ̄ ̄,ゝ\/"  \
           ┌-〈 ~^~  、|>'\ `ー┴i
            | //     \/ヽ  /
           </       .\,,-'、 ./
          _/           \/``-、_
        /____,.....................__     \ _,-'"
       /-'"/:::::::::::::::::::::::::::ヽ..__  __ `i-'
       `-、ヽ" ̄ ̄`ー―--、::::``'"::::ア
         ~'-、-t'"^ヽ、  _,.-、`ー一-iゝ
           `-'ゞ_,.<_`,.、_7、,.=,-ー-'
              .|_::::::| |:::::_|
              j>、ノ.|,.<|
              '一'" `ー'
そんだけ。

122 名前:代打名無し :03/10/30 01:41 ID:fBOxafr0
家に帰る途中、古木や村田、吉見らベイの選手数人がウロウロしてるのに出会った。
「何してるの?」と聞くと夜間練習の途中大ちゃんがいなくなったという。
これは一大事だ。僕も大ちゃんの捜索を手伝うことにした。
「大ちゃんーーーーーーーー」
「カントクゥーーーーーーー」
ほうぼうに声をかけ、あちこち探してみるがみつからない。
最後のあいさつに来た小川も一緒に探してくれているが、どうしようもない。
「残念ですね。最後にご挨拶したかったんですが…」本当に残念そうな様子で小川は最終の新幹線に乗るために駅へと向かった。
川の方も探してみるか…。
自転車に乗って堤防の上を飛ばしていると遠くの方で貧弱な自転車のライトに反応するものがある。
まさか!?
近づいてみると大ちゃんとホッシー君がふたり並んで堤防のちょうど坂になっているところに膝を抱えて座っていた。
大ちゃんはホッシー君の左に座っていたが、これはホッシー君が左しか見ることが出来ないためだろう。
堤防の上に自転車を止めて、僕は大ちゃんのもとへと駆け下りた。

123 名前:代打名無し :03/10/30 01:42 ID:fBOxafr0
「大ちゃん何やってるの!?みんな心配してるよ!!」
ホッシー君がいつもの表情で何か言いたそうにしていたが、結局何も言わなかった。
「さあ帰ろう。みんなが待ってるよ」
「ダメだよ…。僕は戻れない…。」大ちゃんの視線は真っ暗な水面を見つめたままだ。
「今日から秋期キャンプが始まったのは知ってるよね。古木、村田、加藤…若い選手達が一生懸命練習してるのを横から見てたんだ。
 ほんとうに一生懸命なんだ。彼らは野球を楽しんでる。最初のうちは頼もしいと思いながら見てたんだ。でもならばチームとして結果が出なかったのはなぜ?
 その時気付いたんだ。今年結果が出なかったのは僕の責任だ、って…。」
ホッシー君は首をやや右に曲げていつもの表情ながら悲しげな瞳で大ちゃんを見つめていた。
「僕はあそこにいちゃいけないんだ。僕には居場所がないんだよ…」
このままでは大ちゃんの心ははあの川の色のように沈んだままだ。何とかしなければ。
「それは…違うよ大ちゃん。」体の中からなんとか言葉をふりしぼった。
「大ちゃんには…まだ来年がある…」
ホッシー君がいつもの表情で二度うなづいた。
大ちゃんがようやくこっちを向いてくれた。
「確かに今年は…でもまだ来年は始まっていない…来年も指揮をとることが出来ずにやめていく人たちもいるんだ。
大ちゃんは違う。まだ来年もベイの監督だ。みんなにとってはまだ監督なんだよ。だから居場所がないなんて…」
大ちゃんはこちらを驚いたような表情で見つめている。
「みんな大ちゃんを探してたんだ。小川さんだって最終の新幹線までギリギリ…。みんな大ちゃんのことが必要なんだよ」
大ちゃんは立ち上がった。まだ弱弱しいが笑顔にはなってる。
「そうだね…僕はまだベイの監督だったんだ。帰ろうか」
「うん」
「今日は僕がシュウマイをおごるよ」
またシュウマイだ。そう、またシュウマイだ。いつもの大ちゃんだ…。
初冬の夜空に向けてホッシー君が打ち上げるプレゼント入りボールの音がポン、ポンと
あたりにいつまでも響いていた。



124 名前:代打名無し :03/10/30 01:46 ID:fBOxafr0
無駄連レススマソ

そんだけ

125 名前:代打名無し :03/10/30 09:16 ID:itepVa/T
いや、おもろかったぞ。ホッシーくんの視界ネタとか。
リアル大ちゃんはようわからんのだが、2ちゃんの中の大ちゃんは好きだな。

そんだけ。

126 名前:代打名無し :03/10/30 12:23 ID:5XTNNV6X
このスレの味わいは川上弘美の小説に近いな

そんだけ。

127 名前:代打名無し :03/10/30 12:42 ID:nark+pjG
ある日、街を歩いているとシュウマイ占いをしている大ちゃんを見かけた。
「俺と大ちゃんの相性を占ってくれ」と声をかけると大ちゃんはシュウマイを蒸しだした。
何でもシュウマイを蒸した時に出る蒸気で相性の良し悪しがわかるらしい。
大ちゃんは蒸気を見て俺に言った。「うん、君と僕の相性はバッチリだよ!」
俺は占いの結果に気分を良くし、鼻歌を歌いながら小さくガッツポーズをした。
すると大ちゃんの顔色が変わった。「それって六甲おろし…君阪神ファン?」
とっさに「でも大ちゃんのことは大好きなんだよ」とフォローしたが駄目だった。
大ちゃんは遠い目をしながら呟いた。「君にとって僕とは…いい相性だよね」
『来年頑張ればいいじゃないか!』と言おうとしたが結局言えなかった。
「来年、頑張るよ」と大ちゃんの方からそう言ってきた。笑顔が眩しかった。

そんだけ。

128 名前:代打名無し :03/10/30 12:59 ID:NwgLfhvw
>>127
ウマイ!

そんだけ。

129 名前:代打名無し :03/10/30 13:57 ID:5XTNNV6X
お払いにいこうということになった。
何でも夜な夜な大ちゃんの枕元に幽霊が現れ、うなされるのだという。
最初の日は体が半分しかない幽霊が現れた。
次の日は「スクイズスクイズ…」とぶつぶつ唱える幽霊だった。
そのまた次の日は「木塚木塚木塚…」とすがるように連呼する幽霊だったという。
こんなことが一週間続いた。
彼らは口々に「忘れるな。外様の運命忘れるな」と言ってスポンサーのご好意による延長戦もなく
朝日が差し始めるときっかり消えていった。
いや、正確にいえば、一人翁然とした幽霊だけが部屋の隅っこで茶をすすりながら今もいるのだが、
「ええ、ええ。ここでランナー還れば同点ですね。ええ、ええ」としか言わず、特に害もなさないようなので
そのままにしている。
「とても眠れないよ」と大きな目を充血させて大ちゃんが訴えるので、近くに神社がないかぶらり散歩ついでに出かけることにした。
歩いて十五分ほどのところに神社を見つけたので入ってみる。狛犬の代わりに金箔の拳の像が飾ってある
妙な神社だった。
「お払いお願いできますか」と奥に向かって声をかけると、セカンドバックを手にした大きな神主さんが出てきた。
ひとしきり僕達の話を聞いた後、神主はこう言った。
「それは大事な大事な大事な背番号を訳のわからない外国人にすぐにあげた祟りですね」
僕と大ちゃんが顔を見合わせて、そんなことあったかなあという顔をしていると、
「いや、あるんです」と神主は力強く断言した。
とにかくお払いしてもらうことにした。
神主さんが祈り始めると、炎上といっていいほど燃えていたろうそくがすぐに消えたのが不思議だった。
また何かあったらお願いしてもいいですか、と聞くと
「いや私はこれから米国にいかなければいけないんです。代わりに小桧山という者を置いていきますから
何かあったら小魔神としてご活用ください。でも大魔神は他にはいませんからね。他には。
あとマホームズという類似品には注意してくださいね。魔法は使えませんから。魔法を使えるのは井上…」
くだくだと神主さんが述べるのを半分くらい聞いて僕達は神社を後にした。
お払いの効果か、大ちゃんの枕元に幽霊が現れることはなくなったという。
でも部屋の片隅にはまだあの翁の幽霊がいる。

そんだけ。

130 名前:代打名無し :03/10/30 15:48 ID:WZHF83im
・質問された時→デニーの力を、俺たちの力を信じるんだ!
・同意を求める時→〜だよね、こうじ君
・同意する時→そ、そうだね、せんいち君
・自信が無い時→フッ、チームが持つかどうか
・都合が悪い時→デニーに全てを委ねるんだ
・都合が悪い時2→あとはお前たちの手で切り開け、球界の未来を、さらば!!!!
・驚いた時→奴ら、貯金もあったもんじゃないな
・ムシャクシャした時→ピッチャーデニィィィィィ!!!
・不信感を持った時→まて!こいつは禿だ!!
・遅刻しそうなとき→ギャラードのストレートに賭ける!
・森前監督が興奮してるとき→やるじゃねぇか!じじい!
・デニーが出たとき→劇場認定。
・投手がリリーフ失敗した場合→○○!!デニーに代われ!
・荒らしが来た時→ウッズのホームランを叩き込む
・荒らしが来たとき2→(ファンタジスタだ・・・ファンタジスタを○○に使うんだ! )
・わりと甘いボールもふる 【重要だぞ村田ァァァァ!】
・大ちゃんの頭に力を集めてみる
・きわどいコースを投げられた時→古木に……古木が打てるように投げろぉぉぉぉッ!!



131 名前:代打名無し :03/10/30 15:51 ID:dLe3KtzX

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  ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...       \/

132 名前:代打名無し :03/10/30 16:11 ID:nOQxicoD
昨夜、布団に入ろうとした俺に、先に横になっていた大ちゃんが、
「にゃんこがそっち側にいるからそっと入ってね。」と言った。
寝相の悪い俺の側にはいつも潜ってくれず、大ちゃんとばかり寝て
いる愛猫と今夜は一緒だぜ!!!と喜びつつそ〜っと入って、手を
伸ばした…いない。
大ちゃんが「嘘だよ〜。だまされたね。」とにやにやした。
やはり今夜も猫は大ちゃん側に入っていたんだ。
無性に悲しくなった俺は、「大ちゃん、そうやって期待をさせて
おいて裏切るなんて最低だ! ファンのこともそうやって裏切って
きたんだろう!」と叫んでしまった。

大ちゃんは、「ごめん、ちょっとした冗談だったんだ…僕って最低
だね。」と小さな声で謝ってきた。暗い中でも大ちゃんの目が潤んで
いるのがわかった。

「いいよ、怒ってないよ。そんなに謝らなくても大丈夫だよ…」と
言ったけど、大ちゃんは布団の隅に小さくなって眠り込んでしまった。

いつも大ちゃんの頭が邪魔で、狭かった布団が、ものすごく広くなってしまった。

そんだけ。

133 名前:代打名無し :03/10/30 17:24 ID:i7fASluK
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みんな僕のことが大好きなんだね。



134 名前:代打名無し :03/10/30 18:10 ID:MudxqZHQ
好きっていうか…え、好きなのかこれって?

135 名前:代打名無し :03/10/30 18:44 ID:NOaC9fSS
悲しいBGMかけながら、このスレ見てたら涙が・・・・

136 名前:代打名無し :03/10/30 18:56 ID:BUD4Xy1m
このスレすごく癒される。
職人さん&大ちゃん、ありがとう。
明日も頑張るね。

137 名前:代打名無し :03/10/30 20:40 ID:W2c13q5e
>>132
本気でこの文を
す、好きになってしまったよ。。
責任とってくれ。

138 名前:代打名無し :03/10/30 21:03 ID:sxb92BE9
仕事がたまっていたので早めに出社したのに、事故で電車が動かない。
いつもならもう会社に着いている時間だというのに、俺は未だに電車の中だ。
下ろしたばかりの靴は踏まれてボロボロ。
クリーニングから返ってきたばかりのスーツには女性の化粧がべったり。
秋だというのに汗だくで、朝から無性に疲れてしまった。
たまにやる気を出せばこれだ。
たまった仕事を片づけるどころか、残業確定だろう。
いつだって思い道理になった試しはない。
ひどく空しくなって、何だか泣きたくなった。
乗り換えの電車を待つ間、少しだけメールで大ちゃんに愚痴ってみた。
メールはすぐに返ってきた。

『大丈夫!明日はきっと仕事も片づくよ!』

大ちゃん、明日は俺シフト休だよ。
何だかひどくおかしくて、重苦しかった気持ちが少し軽くなった。
駅でいつもは買わないシュウマイ弁当を買った。
昼休みにはシュウマイ弁当を食べよう。


そんだけ。



139 名前:代打名無し :03/10/30 21:12 ID:HFX/6vrk
>>138
小田急線ユーザー?

140 名前:代打名無し :03/10/30 21:29 ID:jmTz8KnL
俺は猫の肉球が好きだ。
日曜日の昼下がりに、猫をバンザイさせて両手の肉球をふにふにすると、
それだけでたっぷり二時間は潰れる。
ある日、ふと思いついて縁側で昼寝している大ちゃんの頭頂部をふにふにしてみた。
俺は満足した。


そんだけ。

141 名前:代打名無し :03/10/30 21:55 ID:fENOhZRD
頭皮が柔らかいと禿げないんじゃなかったんだっけ?

ま、まさか、剃ってる……?

142 名前:代打名無し :03/10/30 21:56 ID:svKjrCn7
このスレを読んでいると私生活でも『シュウマイ』を『シウマイ』と
言ってしまう(笑)

143 名前:代打名無し :03/10/30 22:05 ID:KFAe1jx/
    |┃    /★\
    |┃三  (    )   _________
    |┃   |   |  /
    |┃ ≡ |   | < 大ちゃん!  ピースな愛のバイブスで
____.|ミ\__( ・∀・)  \ ボジティブな感じでお願いしますよ
    |┃=__    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡ )  人 \ ガラッ


144 名前:代打名無し :03/10/30 22:15 ID:ySzb9Woh
大ちゃんは今日も我が家の縁側に座っている。
ちょこんと腰掛けた姿がかわいらしくもあるが、
こう毎日毎日居座られては気が散って仕方がないのだ。
「あのさ、大ちゃん」何気なく、自然に話しかける俺。
「大ちゃん、ここが気に入ってるの?」と遠まわしに問いかけてみた。
すると「ここでシュウマイを食べるのが僕の日課なんだ」と答えた。
「ここは僕の家なんだよ!なんで大ちゃんが毎日入ってくるんだ!」
大ちゃんの気兼ねのない返答に俺はつい怒鳴ってしまった。
しまった。言い過ぎたかな?いや、俺は正しいことを言ってるじゃないか。
「ごめん」と言い大ちゃんは下を向いてしまった。禿げた頭が僕を見つめる。
やがて大ちゃんは帰ってしまった。
その夜、俺はベッドの中で自問自答を繰り返した。
「大ちゃんは間違っている。でもかわいそうなことをしてしまった。」
そんなことを考えているうちにまどろみ、俺は眠りに落ちた。
次の日。
「・・・」大ちゃんは昼になっても縁側にやってこなかった。
言い様の無い罪悪感が俺を襲う。大ちゃんの言い分も聞いてやるべきだった・・。
もう一度ふと縁側に目をやると、なにかおかしい部分がある。
今まで大ちゃんの足が邪魔をして視界に映らなかった床下だろう。
そこへ近づき、ペンライトで照らした。「はっ」思わず声が漏れた。
小さな桐の箱が置いてある。これは大ちゃんの持ち物だろうか?
中を覗いてみると「今までありがとう」などと走り書きした手紙と、
「横浜スタジアム年間シート券」と書かれた小さな紙切れが入っていた。


そんだけ。

145 名前:代打名無し :03/10/30 22:30 ID:Hf7rFzsG
大ちゃんいなくなっちゃったん?
なんか読んでて泣きそうなんだが。

146 名前:代打名無し :03/10/30 22:33 ID:c4fsJUPq
なんとなく大ちゃんの恩返しという単語が思い浮かんだ。

そんだけ。

147 名前:代打名無し :03/10/30 22:47 ID:7/5QGRXF
>>1なんだが、こんな良スレになってるんで感動してる。

148 名前:代打名無し :03/10/30 22:51 ID:Hf7rFzsG
なんかエピソード毎に
職人さんの個性が出ててイイ!


149 名前:代打名無し :03/10/30 23:00 ID:ev9zFOb9
我が家の愛犬は太っている。
肉が邪魔をしているので、首を回して振り向けない様子は可愛いのであるが
散歩すると息切れをし、このままでは健康が不安である。
動物医師からも食事を減らすように言われ、
きちんとカロリーの計算をした餌をやっているのであるが一向に痩せない。
犬種のせひであろうか、と縁側から犬を眺めていると、
両手いっぱいにしゅうまいを抱えた大ちゃんがやつてくる。
犬も大ちゃんを見つけて嬉しそうである。さういふ事であったかと、合点がいつた。
我が家の犬の健康の為にも大ちゃんと仲直りしなくてはな、と思いながら
暮れゆく陽に黄金に染まる禿頭を見つめた。

それだけ。



150 名前:代打名無し :03/10/30 23:42 ID:LlpLB0Lf
いつもの通り、大ちゃんと差し向かいで夕食をとっていると、突然ドアが乱暴に開かれて男が入ってきた。
「いつもいつもシュウマイの臭いプンプンさせとるのはお前かー!!」と男は叫ぶと、
こちらに向かって襲い掛かってきた。
ヤバイ。こいつ大ちゃんを狙っている。守らないと…。
大ちゃんの前に出ようとしたその瞬間、男の両肩にしがみついた者がいる。佐伯だった。
「監督はよ逃げてください!!」
暴れる男をどうにか抑えながら佐伯は叫んだ。
今のうちだ。
「いこう、大ちゃん」俺は大ちゃんの手をとって開け放たれたままのドアから出た。
アパートの外に出て、俺の部屋のあたりを振り返ると、ジャイアントスイングをかけている佐伯のシルエットが窓に映えていた。

しばらく夢中で走り、もうこのあたりなら大丈夫だろうという距離までくると、ひと息いれることにした。
さすが元野球選手だけあって、大ちゃんの息はそんなに乱れていない。
何故かしきりに体のあちこちを匂っている。
「何してるの大ちゃん」
「僕、そんなにシウマイの匂いするかな…」おびえた顔で大ちゃんがいった。
「あんなやつの言う事、気にすること無いよ」
「僕はシウマイが大好きだけど、嫌いな人もいるんだね…」
大ちゃんの顔色が物憂いに沈んだ。

「俺は好きだけどな、シウマイ」
言った後自分でもはっきりわかるほど恥ずかしさがこみあげてきた。
あわてて照れ隠しに空に顔を向けた。
白い月が光っていた。
だけど大ちゃんの顔がさっきよりもこころなしか明るくなったのは、その月のせいじゃないとわかっていた。
俺達は真っ白な夜道の中を崎陽軒へと向けて進んだ。


そんだけ。

151 名前:代打名無し :03/10/31 00:44 ID:Lrg6Tb6Y
赤い包装紙、かわいい「ひょうちゃん」の醤油入れ、おしぼり、竹のようじ。そして、お肉とホタテがたっぷりつまった、あの小さな粒、あの匂い。
崎陽軒のシウマイは、とくべつな雰囲気をまとっている。
普通に「ゴハンのおかず」というよりは、
「オミヤゲに買っていこう! 大ちゃんが喜ぶぞう!」
「よっしゃ、これから遠征だ、新幹線の中で、ビールと一緒に食べるぞ!」
など、お楽しみアイテムとして愛されているように思う。
人のテンションを上げる、不思議な魅惑のシウマイなのだ。
今年、崎陽軒横浜工場に見学コースが作られた。5月22日から実施されたばかり。
さっそく大ちゃんと見に行った。

新横浜駅からバスで10分のところに、崎陽軒横浜工場はある。今年新しく出来た建物は、ピカピカだ。
横浜の顔である大ちゃんは係員に丁寧に頭を下げられ、俺は自分のことのように誇らしい。
スリッパにはきかえて中に入る。中ももちろんピカピカ。
「おかげさまで見学コースが好評で、来月まで予約がいっぱいなんですよ」
係員さんの説明に、心なしか大ちゃんの顔が曇った。
「若い方も、年配の方もいらっしゃいますよ。第1号の見学の方は、宮城からいらした、修学旅行生でした」
「私も社員研修でやったことがあるんですが、ほんとに………大変な作業なんですよー。慣れた方は、いっぺんに15粒のシウマイをつかんで移動させますから」と係員さん。
「プロなんですね」
ガラス越しにてきぱきと働くスタッフを見ながら大ちゃんがぽつりと言った。
俺は大ちゃんの気持ちが少しだけわかったけど、黙りこくってマシンの動きを見ていた。

ひょうちゃんをお土産にもらい、土手を歩きながら俺は大ちゃんに話しかけた。
なんとなく、はげまさなければいけないような気がしたからだ。
「さすが横浜の三大名物だね」
「へえ、初めて聞いたよ。あとの二つはなに?」
「ん?そりゃもちろん、大ちゃんのいるハマスタと山下公園だよ!」
大ちゃんは照れくさそうな顔をして嘘だーと言うと、突然駆け出した。
「早く帰って特製シウマイ食べよう!」
その顔はすっかり明るくなって、夕日よりまぶしく見えた。

152 名前:代打名無し :03/10/31 00:47 ID:va1fhHTW
「寒っ・・・。」
もうそこまで冬が近づいてきてる。この時期ぐらいから、朝起きるのが辛い。
「仕事・・・行きたくねぇな・・・。」
憂鬱な気持ちで呟くと、タバコを吸うため窓を開ける。
ひんやりとした風と共に、眩しい太陽の光が飛び込んでくる。
ふと道路の方に視線を移すと、太陽の光を反射してるものが・・・。
大ちゃんだ。
大ちゃんは毎朝ランニングを行ってる。
「大ちゃん!おはよう。」
そんな大ちゃんに、毎朝挨拶を交わすのが俺の日課になっていた。
「あぁ。おはよう!」
大ちゃんは俺の声に気付くと笑顔で返してきた。
「大ちゃん。いつもの頼むよ。」
「・・・いつもの?」
「うん。ほら、元気の出る呪文。」
俺の言葉に、あぁ!と理解して、親指を立てながら飛びっきりの笑顔を零した。

「ピッチャー、デニー!!」
勢いのある通った声で、俺に向けて叫んだ。
「ありがとう。ランニング頑張れよ!」
俺も笑顔で返すと、大ちゃんは軽く手を振って再び走り始めた。
「ピッチャー、デニー・・・か。」
だんだん小さくなっていく大ちゃんの背中を見ながら呟く。
さぁ、今日も一日頑張ろう。
俺の心には、澄み切った青空と、笑顔の大ちゃんが広がっていた。


そんだけ。


153 名前:代打名無し :03/10/31 01:14 ID:3VSrXO3n
嫌なことがあったり落ち込むとここへくる俺って一体…

そんだけ。

154 名前:代打名無し :03/10/31 03:26 ID:bJdeRyNf
振られた。俺は振られたんだ。2年半付き合った女に振られた。
結婚まで考えていたのに。「俺って一体・・・。」
足取りは思ったよりスムーズにマンションの屋上に向かっていた。
野ざらしの屋上、10月も終わろうという秋の夜風が不思議と冷たく感じない。
さあ、もう俺に生きてる価値なんてない。うだうだ考えずに飛び降りよう・・・。
「まちなよ」
突然、さきほど上がってきた階段から聞き覚えのある声が響いた。
「だ、大ちゃんじゃないか。なんでここに居るんだい?」
動転しながらも平静を装う。しかし嫌なところではちあわせたなあ。
「さあ、用が無いなら立ち去ってくれるかな?大ちゃん」
俺はきびすを返して大ちゃんに背を向けた。その時だった。
「しゅうまい、食べない?」
思いもよらない大ちゃんの言葉に俺は一瞬耳をうたがった。
「蒸したてのあつあつなんだ。いっしょに食べない?」
その優しい語り口に、ふと我に帰った俺は屋上の端から飛びのいた。
そして自分がYシャツ一枚だったということに気づいた。寒い。
すると大ちゃんは何も言わず割り箸とシュウマイの入った紙箱を差し出した。
気がつくと俺はシュウマイを口に放り込んでいた。おいしい、そして温かい。
「ぼくも失敗つづきで死のうとおもったことはあるよ」
シュウマイにぱくつきながら大ちゃんが諭すように語りだした。
「でもね、負けたままじゃだめだと思うんだ」と続ける大ちゃん。
俺はなぜか涙が止まらなかった。女に振られた時にも流れなかった涙。
そうだな、大ちゃんの言うとおりだ。負けたまま死ぬなんてあんまりだ。
いつも笑顔の大ちゃんにも辛い時がある。そう、人は誰でも苦しむのだ。
その夜は大ちゃんと一緒に寝た。ちなみに怪しい関係にはなってない。


そんだけ。

155 名前:代打名無し :03/10/31 04:11 ID:pd8VhnO6
崎陽軒のシュウマイ食いたくなっちゃうじゃねーか!

ところで、崎陽軒って一発で文字変換できるのね(笑)

156 名前:代打名無し :03/10/31 06:33 ID:gz67IFTD
シーズンオフのせいか、いろんなところで大ちゃんと会う。
今日は競馬場の前で大ちゃんに会った。
俺を見上げる大ちゃんは大きな目をキラキラと輝かせ、
いかにデニーが熱い男かを熱心に語ってくれた。
大ちゃんの目があまりに熱っぽく、純粋で、真っ直ぐで。
俺はそれがちょっとだけ勘に障った。

「確かにデニーは熱いよな。マウンドが」

冷たく言い放つと、ショックを受けたように大ちゃんは大きな目をさらに大きくした。
瞼が少し押し下がり、大きな頭が次第に項垂れていく。
何度も何かを言おうとしては口ごもり、口ごもっては何かを言おうと口を開く。
長い長い沈黙の後、大ちゃんは目を伏せたまま薄く笑みの形に唇を引いた。

「デニーは…万馬券みたいな男なんだよ」

くしゃくしゃになった外れ馬券を握りしめた大ちゃんの黒い瞳は、
今にも涙が落ちそうな程に揺れていて。
ぬれた瞳でそれでも笑おうとする大ちゃんに、
「当たればでかいけど、外れりゃ紙くず以下なとこまでそっくりだな」
とはどうしても言えなかった。

「大ちゃん」
「うん」
「万馬券じゃないけど俺結構大きいの当てたんだ。シュウマイ食いに行こうか」
「………うん」

来年は勝つよと約束した大ちゃんの小指は短くて暖かかった。

そんだけ。


157 名前:代打名無し :03/10/31 11:01 ID:5wlmvkVo
子供のころから苦手な自宅への帰り道がある。
その道は河原の土手沿いの狭い道で、もちろん車が通れる幅ではなく、
昼間は子供が遊んでたり、老人達が散歩してたり結構にぎわっているくせに
夜になると全く人気もなく、500m程にわたって外灯がなくて寂しい道なんだ。

 終電ぎりぎりで帰宅するはめになってしまった俺はその道を歩いているうちに、
自分の足音と川の音とは別に背後から奇妙な音が聞こえてくるのに気が付いた。
 立ち止まって耳を澄ますと、その音もピタッと止まる・・・。
歩き出すと、またその音が聞こえてくる。自分の足音に混じって微かに聞こえてくる・・キュムキュムって音・・。
思い切って後ろを振り返ると大ちゃんが立っていた。
「びっくりした?帰りが遅いから迎えにきたんだよ。」
薄い月の光が川面と大ちゃんの頭を青白く照らしている。
ニコニコしている大ちゃんを見て腹が立った俺は、つい怒ってしまった。
「おいコラ、禿。人に迷惑かけんのもいい加減にしろよ。
 そんなんだから、みんなから馬鹿にされんだよ。これじゃ来年も最下位だろうな。」
びくびくしていた臆病な自分を見られた恥ずかしさが手伝い、つい余計な一言を口走ってしまった。
大ちゃんは黙ってうつむいた・・・そして何も言わず走り去って行ってしまった。
(どうせ、すぐに帰ってくるだろ。あとで、ちゃんと仲直りしよう。)
嫌な気持ちを引きずったまま、家まで辿り着いた俺は食卓を見て愕然としてしまった。
食卓にはケーキとシュマイが綺麗に並べられていた。今日は俺の誕生日・・・。

その夜をさかいに俺の前に大ちゃんが姿をみせることはなくなった。
そして、俺はその道を通るたびに耳を澄ますようになった。キュムキュムって音が聞こえてこないだろうか・・。




そんだけ




158 名前:代打名無し :03/10/31 12:38 ID:Q6wu6UZj
>157
・゚・(ノД`)・゚・。

159 名前:代打名無し :03/10/31 13:45 ID:fcDvDqN+
最初に見つけたのは漁師の良平だった。
かなり興奮気味に老人たちが浜へとかけてゆく。
「しうまい様!!」「しうまい様じゃ!!」
今日は年に一度のしうまい様があがらっしゃる日。
老人だらけの陰気な村もこの時ばかりは華やぎだす。
目を覚ましたしうまい様は稚児のような足取りで山上のお社まで真直ぐ歩みだす。
皆、しうまい様の後をついてゆく。
御座の上に鎮座ましましたしうまい様に大量のシウマイを供えて、長老がお言葉を申し上げる。
「しうまい様、何卒我が村に豊漁の恵みをもたらさんことを…」
「選手はよくやってる。責任は感じている」しうまい様が悲痛な面持ちでお言葉を発せられた。
「は、しうまい様ありがとうございます。実は最近沖の方に渦が発生いたしまして、それが漁のさまたげになっておるのでございます。
 何とかしていただけないでしょうか…」
すると、しうまい様は何やら祝詞のようなものを唱え始めた。
「のーあうといちにるいばんとばんとばんとばんとばんと…」
「おい!あれを見ろ!」
佐吉が立ち上がって叫んでいる。一同が佐吉の指した方向を見ると、沖の渦が弱弱しくなっていた。
ついに渦が消えた。
どよめきにも似た声にならない声が響く。
「吉見はだんだんよくなっている。これからも使いたい」
そう言い残すと、しうまい様は山の下へ降りていかれ、海へと消えた。
しうまい様の最後のお言葉は、この村の運気がこれから上昇するということではないかと解釈された。
しうまい様があがられた今日は祭りだ。女たちはかまどに火を入れ始めた。
かまどの神様へ呼びかけながら…
「ぴっちゃーでにーぴっちゃーでにー」


それだけ。


160 名前:代打名無し :03/10/31 17:03 ID:O9S/z+me
今年も秋祭りの季節がやってきた。
駅から自宅に向かう途中たくさんの露店を目にする。
わたがし お好み焼き リンゴ飴 焼きそば… 
どれもこれもありきたりの露店ばかり。
そんなことを考えながら歩いていると左側の露店の並びに『シュウマイ』の文字が見えた。
物珍しさから俺はその露店に立ち寄ってみようと思った。
ふと覗いてみると丁度大ちゃんがシュウマイを焦がしてあたふたしている所だった。
大ちゃんは真っ黒になったシュウマイをパックに包んで客に渡した。
客は受け取ったシュウマイをパックごと大ちゃんに投げつけこう言い放った。
「だから最下位になっちまうんだよ!」
黒いシュウマイは泣き崩れる大ちゃんの足元に醜く飛び散った。
大ちゃんの嗚咽が周囲の賑やかな声に握り潰されるように、かき消された。
放心状態の大ちゃんに俺は「デニーはどうなるの?」と声をかけた。
大ちゃんは「デニーは誰にも渡さないよ」とわれを取り戻し
ヒックヒックとしゃっくりをしながら、黒焦げのシュウマイを拾い集めゴミ箱に捨てようとした。
そんな大ちゃんに俺は言ってやった。
「そのシュウマイを投げてごらん」
大ちゃんはキョトンと目を丸め、首をかしげた。俺は親指で自分の口の中を指しながら
「ほら、この口目掛けて投げてごらんよ」
ともう一度言ってやった。
大ちゃんは全てを悟ったかのように頭と目を輝かせながら
デニーのピッチングフォームで俺の口へ向かってシュウマイを投じた。
とんでもない所に飛んでいったが俺は大ちゃんの投げたシュウマイを何が何でも受け取らないといけないと思い
死ぬ気でダイビングキャッチをし、隣の露店にぶつかりながらも口でのキャッチに成功した。
俺は天を仰ぎ両手でガッツポーズをしながらシュウマイを飲み込んだ。
正直、不味かった。
大ちゃんはそれを察して申し訳なさそうにしていたが、やがて笑顔がこぼれた。
「今度からシュウマイは焼かずに蒸すよ!」
大ちゃんの頭の輝きがより一層増した気がした。

それだけ。


161 名前:代打名無し :03/10/31 19:21 ID:bJdeRyNf
「お菓子を出せー!出さないと食べちゃうぞー!」
そんな元気な子供たちの声が響く住宅街。そう、今日はハロウィーン。
仮装した子供、いや、お化けたちがお菓子を求めて夜の町を練り歩いてゆく。
近頃アメリカでは、子供に毒入りのお菓子を渡すという物騒な事件が
起こっているらしく、俺は近所の子供たちの見張り番として付いてきたのだ。
この町の大人たちはとてもノリがよく、子供たちも大盛り上がりだ。
しかし仮装行列が薄暗い神社の辺りを過ぎた頃、異変が起こった。
「…シュウマイくださーい……シュウマイくださーい…」
しわがれた男の声だ。神社の近くだったこともあり、子供たちは大パニック。
子供たちが逃げて迷子になったりしたら、親御さん達に合わせる顔がない。
「落ち着いて、みんな!俺から離れちゃだめだ」
あ、そういえばライトを持ってきてたんだ。ピカッ!「うわっ」
ライトを声の方に向けると、目も眩むような光が反射してきた。
大ちゃんだった。


そんだけ。

162 名前:代打名無し :03/10/31 19:31 ID:J9pqhqcv
朝はいつも憂鬱だ。学校なんてなくなっちまえばいいのに。
周りの人より数倍遅いスピードで歩く通学路。
視界を足元のローファーからふと横にある公園に移した。
ベンチの一部がぴかぴか光っている。大ちゃんだ。
俺はなんだか嬉しくなって、大ちゃんの元へ急ぐ。

「大ちゃん、おはよう」
大ちゃんは朝食代わりのシウマイを食べていた。
「やぁ、おはよう。これから学校かい?」
大ちゃんの問いかけに、俺は黙ってしまった。
そうだ、学校へ向かわなくてはならない。気分が一気に落ち込む。
「どうかした?急がないと遅刻しちゃうよ」
俺は大ちゃんの言葉に返事をしなかった。できなかった。
そんな俺に、大ちゃんは言う。
「…辛い事も、嫌な事もあるよ。それが人生だからね。でも、僕は全然辛くないよ。
 これからの楽しい事を考えるんだ。優勝…日本一…」
大ちゃんの瞳はとても輝いていた。
大ちゃんも頑張ってるんだ。

「優勝できるといいね!行ってきます!!」
俺は走り出しながら言った。


そんだけ。

163 名前:代打名無し :03/10/31 20:41 ID:DiswKpV/
>>162
本当にこんな出来事があったら学校だって頑張れるのに…。。・゚・(ノД`)・゚・。
大ちゃん、どっかに落ちてないかなあ。
てか、妙にリアルで涙出そうになりますた。

164 名前:代打名無し :03/10/31 20:46 ID:v6W5BqHX
大ちゃんとバボちゃんは似ている


そんだけ

165 名前:代打名無し :03/10/31 22:06 ID:AVjdsxrD
このスレの「俺」に嫉妬してしまった


そんだけ

166 名前:代打名無し :03/10/31 22:50 ID:FJN5FjZS
大ちゃんとたまにはお酒を飲もうと思い、
シウマイと缶ビールでちょっと誘ってみた。
「だめだよ。飲めないから」
大ちゃんは強く固辞するが、1杯だけだからと、
嫌がる大ちゃんにちょっと強引にビールを渡した。
………後悔した。
   …翌朝大ちゃんの姿はなく、冷めた缶コーヒー飲料が机の上にあった。

そんだけ。

167 名前:代打名無し :03/10/31 22:53 ID:3VSrXO3n
自分は「大ちゃん」はリアルでなくAAキャラのほうを思い浮かべているんだが
みんなはどうなんだろう?
人間のオジサンで思い浮かべたほうが味が出るのかな。
でもどーしてもあのAAで涙ぐんだり走り去ったりしてるとこが思い浮かぶ。
なんか寂しい人の前に現れる妖精みたいで可愛い。
ってなことを考えて微笑んでる自分は一体…

そんだけ。

168 名前:代打名無し :03/10/31 23:27 ID:+AzzQpef
>>167
書き手としてもAA大ちゃんの方を念頭に置いて書いてまつ(漏れの場合)
リアル大ちゃんも愛くるしい姿だけど、そのまま使うのは、さすがにつらいでつ


そんだけ。

169 名前:代打名無し :03/10/31 23:42 ID:LgSTF3EK
俺はリアル大ちゃんしか思い浮かばない。


そんだけ。

170 名前:代打名無し :03/10/31 23:43 ID:0kAUD3hp
大ちゃんは大ちゃん。


そんだけ。

171 名前:代打名無し :03/10/31 23:48 ID:LOYVTBgn
「大ちゃん。アタマ触っても良い?」
ある時、俺はいつものように居間に寝っ転がってTBSのバラエティ番組を見ている
大ちゃんに向かってそう言った。
「え、やだよ。毛がないから恥ずかしいよ」
大ちゃんはキュムキュム足音を立てて台所の方に隠れてしまった。しばらく俺はほっておいたが、
どうもおかしい。台所には大ちゃんがいるはずなのに気配がない。
「おい、大ちゃん。俺が悪かった」
隠れた大ちゃんをみつけようと台所に行くと、何故か大ちゃんは冷蔵庫にすっぽり
収まっていた。
「だ、大ちゃん!」
俺は急いで大ちゃんを引っ張り出す。
「寒いよー。凍えそうだよー」
「なんで冷蔵庫にはまったんだ?」
「しうまいを作ろうとおもったんだよー」
「バカだな、大ちゃん」
その日、俺は大ちゃんを暖めるように抱いて寝た。そして、ちょっとだけ頭を触った。
大ちゃんの頭はぷにぷにしていた。

そんだけ。

172 名前:代打名無し :03/10/31 23:55 ID:TmRgrubo
>172
ぷにぷに…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ


そんだけ。

173 名前:代打名無し :03/11/01 00:03 ID:GTHt7THu
「お父さんお母さん先立つ不幸をお許しください」
そう書き置きを残して俺はマンション屋上の縁に立った。
神仏など信じたことはない俺が、知らない内に手を合わせて拝んでいた。
「南無…」そのまま前に倒れ込むと、
それまでの人生が走馬燈のように駆けめぐった。
仕事で大きなミスを出し重い足取りで家に帰宅途中に知ったベイスターズの敗戦、
彼女にふられて、ひとりぼっちで見たベイスターズの大敗、
悪徳金融業者に追い込まれて、居留守をつかい
電気も点けず布団を被って聞いたラジオの実況中継、ベイスターズのサヨナラ負け…
嗚呼、負け犬の俺に寄り添うように、いつだって優しくベイスターズは負けてくれたじゃないか。
大ちゃんは、明るい笑顔と頭で、俺をハゲましつづけてくれたじゃないか。
まだ、生きたい!
そう思った瞬間、地面が近づいて!? いや何か白い物体が近づいてきた…

気が付くと俺は、ビル脇の植え込みに投げ出されていた。
何があったんだろう? ふと周りを見渡すと、崎陽軒のしゅうまいが一面に散らばり、
大ちゃんが頭を凹ませて倒れていた。
大ちゃんがクッションになってくれたおかげで俺は助かったんだ!
「ありがとう山下監督。俺、頑張って生きるよ…」
俺は倒れている大ちゃんに一礼をし、ちょっと胸を張ってその場を歩き去った。



それだけ。


174 名前:代打名無し :03/11/01 00:10 ID:f+u4ux85
俺が小さい頃、そばにはいつも大ちゃんがいたんだ。
大ちゃんはいつも僕の味方だった。
いじめっこに捕まったときはすぐに助けに来てくれたし、怖い犬も追い払ってくれた。
今思うと大ちゃんは決して体は大きくなかったし、争いごとも好きじゃなかった。
それでも俺のためにいつも体を張ってくれたんだ。
俺がお腹を空かすと大ちゃんがシウマイを作ってくれた。日本一美味しいシウマイさ。
夜眠れないときは本を読んでくれた。歌を歌ってくれた。
大ちゃんは俺のことを本当に大事にしてくれたんだ。

・・・でも、ある日俺は大ちゃんにある頼みごとをしたんだ。
「横浜ベイスターズを優勝させて欲しい」
その日から大ちゃんは頑張った。ピンチになったら必死にデニーをコールし、レフトとライトの守備位置を変えてみたりもした。
チームが負けたらその責任を全部一人でかぶっていた。
でも、ベイスターズは勝てなかった。
オールスターの頃、悲しそうな顔で大ちゃんが俺のところに来て、言ったんだ。
「ごめんね、一生懸命頑張ったけどこのままじゃベイスターズを優勝させてあげられそうにないよ。本当にごめんね。」
俺は激昂し、大ちゃんに酷いことを言ってしまったんだ。内容は思い出したくもない。
良く考えれば、コックスが働かないのも、コールする中継ぎがデニーしかいないのも、古木や村田がソロしか打てないのも、
若田部が川詐欺化しているのも、狭い浜スタでラビットボールを使っているのも、全部大ちゃんのせいじゃないんだ。
むしろ大ちゃんはその悪条件の中で必死に頑張っていたんだ。・・・俺にベイスターズの優勝を見せるために。

だまってうつむく大ちゃんをおいて、俺は外に飛び出した。それ以来大ちゃんには会っていない。
大ちゃん、元気かな。謝りに行ったら許してくれるだろうか。

・・・また大ちゃんのシウマイが食べたいよ。


そんだけ。

175 名前:代打名無し :03/11/01 00:46 ID:3w8X6PHP
俺はここで日夜罵声を浴びせられている大ちゃんがあまりに哀れに思えたので、
なんとか大ちゃんをはげまそうと考えた。
真剣に大ちゃんの喜びそうなことを考える。ぬか喜びではだめだ。
鳥谷が来てくれるんだよなんて嘘をつくのもだめだ。
俺がこんなに真剣にものを考えるのなんて、大学受験の論文記述以来だな。
結局あそこの大学は落ちて、それは直接のきっかけではなかったけど、
もっといい大学に受かった彼女とは自然消滅してしまった。
俺はだんだん悲しくなってきた。どんなにポジティブに考えようとしても
大ちゃんを励ませるだけの材料が思いつかない。
虚しくなって天井を眺めていると、部屋の扉が突然開いた。
「ご飯だよ!今日のシウマイはえびの…」
「バカやろう!ノックぐらいできねえのか!扉のノックもできないんじゃ
監督自らノックバット持ってもたかがしれてるな!」
俺は激昂するままに大声を出してしまった。
すぐ我に返って大ちゃんに謝ろうとするが、うつむいたまま
台所へとぼとぼと歩いていく大ちゃんの後姿があまりに悲しくて声がかけられない。

俺と大ちゃんはちょっと冷めたようなシウマイをぼそぼそと食べた。
いつもは二人で蒸し器からつつきあうのに、今日は別々の皿に盛られた
そのシウマイは、えびがたっぷり入っていた。

そんだけ。

176 名前:代打名無し :03/11/01 01:34 ID:GTHt7THu
人類初の有人惑星間航行の夢を乗せたベイスターズ号は、今、危機に晒されていた。
軌道が大きく狂ってしまったのだ。
今機体は放物線軌道を描き地球から太陽系から遠ざかろうとしている。
このままでは宇宙の深淵を旅する青い彗星になってしまう。
船体を諦め、乗組員に脱出を命じる艦長大ちゃんの目は潤んでいた。
「5分後に宇宙服完全装備して船外活動ロビーに集合。急げ」
日野副艦長の緊張した声が艦内に響く。大ちゃんのブーツがキュムキュムと落ち着かなげに鳴る。
様々な苦難を乗り越えてきたベイスターズ号、
右舷と左舷を入れ替えたり、中継基地デニーからの応援で炎上トラブルを防いだり…
いや、後者は完全にトラブル回避とはいかなかったが、苦楽を共にしてきた船体である。
一介の乗務員にすぎない俺でも感傷は抑えきれない。
ただでさえ涙もろい大ちゃんが泣くのも無理はなかった。

そして5分後、脱出の準備を整えた船員が並ぶ。
地球に帰るには、後5分以内に船外活動用機に乗り込んで脱出せねばならない。
本体を爆破して、そのエネルギーで地球に帰るのだ。
少しでも時間が狂うと、宇宙の藻屑となってしまう。
しかし大ちゃんの姿はそこになかった。
「山下艦長はベイスターズと運命を共にするつもりなんだ!」操縦士の三浦が叫ぶ。
「そうだ!山下艦長は俺達の帰路が狂わないようにたったひとり頑張るつもりなんだ」
俺達は大ちゃんの最後の心遣いを無駄にしまいと、必死で脱出準備に取り組んだ、

そして、爆発緩衝剤を幾重にも挟み込み船外活動用機を地球方向に固定する作業を終えて、
ふとベイスターズ号を振り返ると、小さくて頭に入らないヘルメットと格闘する大ちゃんの姿が見えた。
「さよなら大ちゃん…」急いで機内に入りハッチを締めたその数秒後、ベイスターズ号は爆発した。
こうして大ちゃんは夜空のお星様になったとさ。

そんだけ。





177 名前:代打名無し :03/11/01 02:49 ID:NezNMSGB
いくつかの文で不覚にも泣いちゃったじゃねえか


そんだけ

178 名前:代打名無し :03/11/01 04:30 ID:2BtzoNo6
あの日も我が高校の食堂は腹を空かせた生徒でごった返していた。
俺はいつものように食券売り場へ伸びる列に駆け込んだ。
ここの人気メニューは、コロッケカレー。サラダがついて250円だ。
皆がこぞって注文するため、券売機のコロッケカレーのボタンは
磨り減ってもはや字が読めなくなっていた。おっと、俺の順番だ。
「コロッケカレー・・・ポチッと」俺は3枚の100円玉を投入し、ボタンを押した。
ん?お釣りが50円多いぞ、ラッキー!食券を手にカウンターへ向かった。
「おばちゃん、お願いね」食券を差し出す俺。「あいよ」と元気な返事。
空いた席を探そうとした次の瞬間、おばちゃんの大きな声が俺を呼び止めた。
聞くと「あんた、なんなのよこの食券は」と叫んでいる。急いでかけよる俺。
再び俺の手に舞い戻った食券をよく見てみると、なんとこう書かれていた。
「しうまい定食 200円」
俺はハッとした。というのもこの食堂にまつわる伝説を思い出したからだ。
かつてこの高校には幻の人気メニューがあったという話を、受験する年に聞いた。
そのメニューも、コロッケカレーと同じように券売機のボタンが磨り減っていたらしい。
放課後、食堂のおばちゃんに詳しい話を聞くことにしよう・・・。
「昔、この高校に大ちゃんというお方が来られてね」おばちゃんが語りだした。
「僕の大好きなシュウマイをみんなに食べさせてやってくれないか、と言うんだよ」
その姿があまりに誠実だったので、調理師として雇うことになったらしい。
その男は料理の腕もさることながら、実においしいシュウマイを作ったそうだ。
やがて生徒の内でも大ブームとなったというわけだ。
おばちゃんの粋な計らいにより、再現したシウマイ定食を食べさせてくれた。
おいしい。これは絶品だ。プリプリの具を透き通った皮が包んでいる。
なぜ販売停止になったのかは、その時おばちゃんは結局教えてくれなかった。

そして高校、大学を出た俺は今、調理師として母校の調理場に立っている。
大ちゃんという人には敵わないかもしれないが、シュウマイのレシピも習得した。
なぜシュウマイ定食は販売停止になったのか。その理由を求めて俺はこの道を行くんだ。


そんだけ。

179 名前:ミニーちゃん ◆0sdAzlOO/U :03/11/01 08:54 ID:iamIINjl
このスレ、ほんとほのぼのする…癒される。


そんだけ

180 名前:代打名無し :03/11/01 09:48 ID:2BtzoNo6
ああ。連休の初日だというのに何も予定が入っていない。
大ちゃんと家の中で遊ぶか。「ぐーぐーぐー」いびきをかきながら眠る大ちゃん。
うーん。なんか起こすのかわいそうだなあ。なんかイタズラでもしてみるか。
筆で頭をなぞってみた。起きない。指から水を数滴たらしてみる。
「んん…ムニャムニャ…」しまった、起きちゃったかな?
「…ピッチャー…デニー……グーグー」どうやらまだ寝てるみたいだ。
俺はいけないと思いつつ油性ペンを手に取り、頭をキャンパスに見立てて
芸術の秋を楽しんだ。それでも何も知らずに眠る大ちゃん。くくく。
起きたらびっくりするだろうな。もう飽きたから一人で散歩でも行こっと。
そういえば顔洗ってなかったなー…ってうわああああ!
鏡を見たら俺の顔がめちゃくちゃに落書きされていた。
「どう?びっくりした?ふふふ」今の叫び声で目を覚ました大ちゃんが
七色にコーティングされた頭で「してやったり」という顔をしている。
ぷっ、アハハハハ。 そのあとは二人とも笑いが止まらなかった。       
理屈じゃない。大ちゃんと居る部屋がどんな映画より楽しく思えた。


そんだけ。

181 名前:代打名無し :03/11/01 12:22 ID:vdwVCyqi
>>175
。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァン

182 名前:代打名無し :03/11/01 12:38 ID:ZhbgS/5D
合格発表の日、大ちゃんと俺はドキドキしながら自分たちの番号を探していた。
大ちゃんは筆記テストの結果に自信を持っていて余裕だったが
俺は全く自信がなかったので物凄く気が重かった。
おそるおそる自分の番号があるであろう場所付近を探してみることに…
もう少しで自分の番号の所……駄目だ、怖くて見れない。
しょうがないから俺は大ちゃんに俺の番号を確認くれと頼むことにした。
大ちゃんは俺の頼みを快く引き受けてくれた。
しばらく大ちゃんは俺の番号を探し、そして残念そうな表情を作ってこう言った。
「これからもっと大変になるね……毎日この大学まで通学しなきゃいけなくなるし」
ということは合格!?と聞くと大ちゃんはニッコリと笑いながらうんうんと頷いた。
脅かさないでくれよっ、と俺は大ちゃんを肘でこづいてやった。
大ちゃんは笑いながらごめんごめんと俺を諭した。至福の一時だった。
「ところで大ちゃんはどうだったのさ」と俺が聞くと
「まだ確認できてないよ、世話がかかる相棒のおかげでねっ」とおどけてみせた。
大ちゃんが掲示板に目をやっている横で俺はもうすぐやってくるキャンパスライフに思いをはせた。
「大学に入ったらさ、美人のお姉さんと知り合いになれるかな?
でもあんまり鼻の下伸ばしていたらあやしいサークルとかにさ誘われちゃったりしてねっ
そーだ、大ちゃん一緒のサークル入らない?って気が早いかなー」
俺は興奮してしゃべりまくった。ふと大ちゃんを見てみると、大ちゃんの顔が真っ青になっていた。
「僕の番号、ないよ」と大ちゃんは言った。
続けて「一緒のサークル、入れなくてごめんね」と言ったきりうつむき黙りこんでしまった。
「何かの間違いだよ、もう一度しっかり探したらきっとあるよ」と俺が言うと大ちゃんは
「ウワァァァァァァァァァァン」と泣きながら人込みの中を無理やりかき分け、どこかへ走り去ってしまった。
その日以来、俺は大ちゃんと会うことはなかった。

それだけ。

183 名前:代打名無し :03/11/01 13:28 ID:ZhbgS/5D
俺と大ちゃんは今日から一週間かわりばんこで料理当番をすることになった。

月曜日、俺はカレーを作った。
火曜日、大ちゃんはシウマイを作った。
水曜日、俺はシチューを作った。
木曜日、大ちゃんはシウマイを作った。
金曜日、俺は肉じゃがを作った。
土曜日、大ちゃんはシウマイを作った。
日曜日、俺もシウマイを作ってみた。なぜかみんなに怒られた。悲しかった。

そんだけ。

184 名前:代打名無し :03/11/01 13:51 ID:JuKDxRJn
>>176
。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァン
単なる置き去りかよぅ。

185 名前:代打名無し :03/11/01 20:06 ID:M9xo1OpG

マスター、隣の人達にスコッチを

     ぶっちぎり最下位
          ↓ 
                           三位         二位
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    (  )    ↓          ↓
    /             \ ...( ) .:::::::::::: :::::::::::::::              ぶっちぎり優勝
   /:::::::::::::::         :::::::::: ヽ( ). . .:::::::::::: :::::::::::::::                 ↓
    l::::::::::::           ::::::::::|( ( . .:::::::::::: :::::::::::::::. 
    |::::::::: (●)   (●)   ::::::| ).):::::::::::. . ..: : :: :: ::: :::::: ::::::::::::. ..: : :: :: :::
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    ヽ/  ヽ:: \/  (  /:::ノ::::: : : ::: ..../:彡ミ゛ヽ;)ー、   /:彡ミ゛ヽ;)ー、     __ . . .: : : :::::: :
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                                             /:::::     ̄ ̄:/::
      ↑続投決定              ↑          ↑    巛:ヽ     彡::::::::::
                          辞任  シーズン途中で解任(クビ)    ↑
                         (実質解任)                 体力の限界



186 名前:ミニーちゃん ◆0sdAzlOO/U :03/11/01 21:28 ID:iamIINjl
大ちゃん☆すてき☆

187 名前:代打名無し :03/11/01 23:51 ID:NO1xOC7h
大ちゃんはもちろんイイ!んだが、>>42で大ちゃんを慰めようと
「さいたまさいたま!」と連呼して踊る「俺」に萌え。

>>176
SFキター!と思ったら、か・哀しい…
「グスコーブドリの伝記」のような自己犠牲大ちゃんかと思ったら、メットワラタ

188 名前:シウマイと大ちゃんと俺 1 :03/11/02 00:25 ID:LPgHhbo9
「はぁ・・・仕事・・・マジで辞めようかな・・・」
仕事を終えた帰り道。俺は溜息を漏らしながら呟いた。
俺がここまで憂鬱な原因・・・。
会社の上司と喧嘩した。周りの同僚達もそれを見て見ぬふり。
思い出しただけで腹が立つ。
「あー!今日はヤケ酒だ!!」
叫びながら財布を覗く。・・・たった1000円しか入ってない。
再び肩を落とす。と、その時。

「お兄さん。シウマイ食べてかない?」
急に声を掛けられた。
「え?」
驚いて振り返ると、そこには『横浜名物 シウマイ』と書かれた看板の屋台があった。

                                                 つづく

189 名前:シウマイと大ちゃんと俺 2 :03/11/02 00:34 ID:LPgHhbo9
「シ・・・シウマイ・・・?」「そう。シウマイ。」
声を掛けてきたのは頭に一本も毛が無い親父。どうやらこの屋台の主らしい。
恐る恐る屋台に近づく。『シウマイ5個\200』・・・。
「あっ・・・じゃあ・・・このシッ・・・シュ・・・シウマイ5個入りのヤツ下さい」「あいよ!」
笑顔で返事を返されると、禿げた親父は『シウマイ』をパックにつめていく・・・。
「お兄さん。1個試食で食べてみてよ」
親父は俺に手を差し出すように促す。手を出すと、熱々のシウマイを手の平に置いた。
「熱ッ!ふーふー」
食べやすいように冷ましながら口に放り込んだ。
「・・・美味しい・・・」
率直な感想を漏らした俺に、親父は嬉しそうに微笑んできた。
「そう。良かった。ところで君は何で叫んでたんだい?」
親父の問いに、俺は今日あった出来事を話始めた。
俺が感情的に話す中、親父はうんうんと真剣に話を聞いてくれてる。
全て話し終えると、愚痴を聞いて貰ったおかげか、かなり気分はすっきりしていた。
「そっか・・・。色々と辛い思いをしたんだね。僕は気の利いたこと事は言えないけど・・・。
また何かあったらここにおいで。僕でよかったら何時でも話を聞くから」
その言葉に何か癒される気持ちになる。
「あっ・・・ありがとう。親父さん、お金」「ははは。親父さんはよしてくれよ。皆僕の事『大ちゃん』って呼んでくれるよ」
・・・大ちゃんは俺の手の平に乗ってる200円をそのまま俺の手に握り返した。
「お金はいいよ。その代わり、君の嫌な気分を貰うから」「・・・大ちゃん・・・」
俺は少し涙目になりながら、自分の手の平の200円を握り締めた。
「さあ。早くしないと終電終わっちゃうよ?明日も早いんでしょ?」「うん。うん!俺・・・頑張るよ!!」
大ちゃんに手を振ってその場を後にした。
家に帰ってからシウマイのパックを開けると、5個入りのはずが7個入りだった。

その心遣いが嬉しくて、また少し泣きそうになりながら、シウマイを箸でつついた。
                                                     つづく

190 名前:代打名無し :03/11/02 01:45 ID:GxDGch2y
つづく…なのに続きはどうしてしまったんだよぉ?
もしや「そんだけ」をつけ忘れてしまったのかい?

そんだけ。

191 名前:代打名無し :03/11/02 01:49 ID:kf/wy8Jm
小春日和の穏やかな昼下がり、縁側で大ちゃんがうとうとしている。
隣で猫も丸くなって、何とものどやかな光景だ。
母が奥の座敷から何か黒いかたまりを持って現れた。
それは今は無き父が被っていたカツラだった。
「そんなもの取っていたのか!?」とちょっと驚いたが、
母にとってはかけがえのない父の形見なのだろう。
若い頃から薄い頭髪を気にしていた父が、常に手放さなかったものだから。
「一度被せてみたかったのよ。でも直接言うと気を悪くするでしょ?」
そういいながら母は大ちゃんの頭にカツラを乗っけた。
大ちゃんは頭が大きすぎて、おにぎりみたいになっちゃったよ!
母も私もこらえきれず笑い出した。大ちゃんが「んっ?」と目を覚ます。
母がサッとカツラを取って背中に隠す。「夕ご飯はしゅうまいにしようかねぇ」
大ちゃんがニコリと微笑む。そして母と私はまた笑い出した。

そんだけ。

192 名前:代打名無し :03/11/02 02:16 ID:xyFH63Hi
≫188〜189

。・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァァァン

193 名前:代打名無し :03/11/02 08:38 ID:KVjUO2Jk
昨日のバイトのまかないがシウマイだった。
大ちゃん思い出して一人でニヤニヤしちゃった。


そんだけ。

194 名前:代打名無し :03/11/02 12:07 ID:H7wqAnaY
      /  ̄ ̄`\
     /        ヽ
    (6  ´ 、_, `  6)   名スレ!
     |   `ー=-'   | (⌒)
   , - '|ヽ  、_,   ノ|`ノ ~.レ-r┐
 ///| | | | | | |。|. | | |ノ__ .| | ト、
..,',' ,' ,'.| | | | | | |。|.( ̄  `-Lλ_レ′
/_/_/_.| | | | BayStarsTTl`ー--‐′
(   <| | | | | | |。| | |86| |
..ヽ   | | | | | | |。| | | | | | |



195 名前:代打名無し :03/11/02 21:01 ID:skrAUUhr
このスレを読んでいたらすっごくシウマイが食べたくなった。
だから、スーパーでえびシウマイを買ってきた。12個入りだった。
レンジでチンして食べた。
大ちゃんのことを思い浮かべながら食べた。
おいしかった。
いつもより幸せな夕食だった。


そんだけ。

196 名前:1/2 :03/11/03 00:28 ID:CTF/Gnl0
今日初めての店でシュウマイを買ってみた。
とくにこの惣菜が好きという訳ではない。ただ、なんとなく。
愛想の良すぎるおばちゃんから15個入りの包みを買う。
今日はこれでビールを飲もう。
一人きりの連休も悪くない。ビデオでも借りて・・・

かしっ、とビール缶から音が鳴る。
レンジの中のシュウマイが温まったのを告げる音が部屋に響く。
ちょっと熱くしすぎたかな。紙箱の端を持ちながらテレビの前のテーブルに置く。
蓋に手を掛け煙りが漏れた。
次の瞬間、尋常でないことにすぐに気が付いた。
煙たい。温めすぎたのだろうか・・・。

「ことばをうつしたシウマイのー赤いきれいなつつみがみーあのシウマイは崎陽軒ー」
もくもくと広がる煙の中に丸い小さな人影の様なものが見え、段々と姿を露にしていく。
音程のずれたいつかテレビから聞いたことのあるフレーズを携えて。




197 名前:2/2 :03/11/03 00:29 ID:CTF/Gnl0

「はじめましてー!!こんばんは!ぼく大ちゃん、なんでも君のねがいごと3こかなえたげる!」
俺は頭がおかしくなったのだと思った。
いくら仕事が忙しいからと、こんな幻覚まで見るなんて・・・。
「ねーはやくはやく!なんかいってよー!!!!」
「・・・そっか、じゃぁ俺のひいきの野球チームが優勝してるとこが見たいな。」
乾いた笑い。
どうせ夢なら楽しませてもらおう。
「よーしっ!ピッチャーデニー!!」
キュムキュムとその物体は何やら小さなバットの様なものを閃かせた。
電源が落ちていた筈のテレビにいつかの映像が映る。
大魔神と呼ばれた男の姿。
夢なのだからこんなものだろう。
「次々!つぎはっ!?」
「うーん・・・そうだなぁ。じゃぁ、彼女か友達あいづちを返してくれる人ならいいよ。」
我ながら寂しい願い事だ、と苦笑する。
「ライトとレフトこうたいー!」
杖の閃き。俺の手の中に横浜ベイスターズ応援グッズ、ホッシーパンチが収まっている。
真ん中を叩くとしゃん、と頼りない鈴の音。
「さぁ、最後の願いだよ!!」
「・・・そうだなぁ。」
もう期待はまるでしていなかった。夢にしろ中途半端な叶え方すぎる。
「じゃ、大ちゃん、ずっと俺といてよ。」
「ウッズくんにバント!」
目の前に光とシュウマイが蒸される時の様な湯気が広がる。


あれから、俺の家には帰りを待つ人が出来た。
俺と大ちゃんのなれそめ。

こんだけ。


198 名前:かなり実話 :03/11/03 00:42 ID:/KlxhaGA
俺の、良い所も、悪いところも、全部ひっくるめて、
好きだって、言ってくれたじゃないか。
なのに、何で、結婚するから別れて、って。
確かに俺はいつ潰れるかも解らない会社で、その上
出世の見込みもないような、情けない男だ。
だけど、何なんだよ。
貴方よりしっかりしていて、収入もある人なの。
貴方は恋人にするには好い人だけれど、一生を共には
できない、って。

俺は彼女の結婚相手でなく、大ちゃんに嫉妬した。
負けても負けても、ヘタレな采配をしても、愛され続けている大ちゃんに。
俺と大ちゃん、どこが違うんだよ!
変な考えだとは解っている。
でも、何故だかそう思わずにいられなかった。
そして、悔し涙が止まらなかった。
やっぱり何故だかは解らないが。

そんだけ。

199 名前:代打名無し :03/11/03 01:48 ID:eeEAdJWJ
≫198

。・゚・(ノД`)・゚・。
頑張れ…負けるな…

200 名前:シウマイと大ちゃんと俺 3 :03/11/03 01:53 ID:RUpwWsNo
その日以来、俺は毎日の様に大ちゃんの店に通った。
「よう!大ちゃん!こんばんは」
「こんばんは」
大ちゃんとはそれこそ色んな話をした。
仕事の事。家族の事。幼い日の事・・・。
そんなある日、幼い頃の夢の話をしていた。
「俺さー・・・子供の頃の夢・・・ありがちだけど電車の運転手になりたかったんだよね」
「うんうん。男の子なら誰でも一度は憧れるよね」
「はは。それが今ではありきたりのサラリーマンってか。
大ちゃんは?子供の頃どんな職業に憧れた?」
俺の質問に大ちゃんは少し影を落とした。
「・・・プロ野球の選手・・・かな?ここだけの話・・・昔はプロ野球の選手だったんだ」
思いがけない大ちゃんの告白。俺はもちろん驚いた。
「マジで!?すっげえ!!俺あんまり野球は詳しくないけど・・・。投手?打者?どっちだったの!?」
俺は興奮のあまり、大ちゃんに掴みかかるように聞いてしまった。
「・・・打者だよ。・・・ショートを守ってた」
大ちゃんは俯きながらぽつりぽつり話してくれた。

「すごい!!すごいよ!大ちゃん!監督までやったのに、どうして・・・!」


201 名前:シウマイと大ちゃんと俺 3 :03/11/03 01:55 ID:RUpwWsNo
ハッ!俺は言い掛けて、その先を飲み込んだ。
「くっ・・・ごめん・・・ごめん・・・みんな・・・!」
・・・泣いている。
大ちゃんの泣く姿を始めて見た。声を殺して涙を流してる・・・。
先程から誰かに「ごめん」を繰り返しながら・・・。
「ごめん・・・大ちゃん。何か・・・辛い事思い出させたみたいで・・・」
罪悪感で一杯になりながら、俺は大ちゃんに謝った。
「ううん・・・。僕の・・・方こそ・・・急に泣き出して・・・ごめんね・・・ひくっ」
へへへと無理に作り笑いを返す大ちゃん。その笑顔が痛々しかった。
「もう・・・過去の事さ・・・。それにね、今の僕には夢があるんだ」
「夢?」
「うん。日本一のシウマイを作る事さ!」
そう言った大ちゃんの目はキラキラしていた。
「うん!作れるよ。大ちゃんなら日本一・・・イヤ、世界一のシウマイが作れる!!」
自信満々に言う俺に、大ちゃんはいつもの笑顔を向けてくれた。
「ありがとう」



家に帰り、シウマイの入ったパックを開ける。
いつもの様に今日も2個おまけで入っている・・・。

今日のシウマイは、少し、涙の味がした・・・。
                                                     つづく

202 名前:代打名無し :03/11/03 07:59 ID:5RVRnm9s
>>201
この名作、まだ続くのか!?
なげしく楽しみ。

203 名前:代打名無し :03/11/03 21:51 ID:hr4y6WzX
燃えプロで大洋使ったら大ちゃんがスタメンだった

204 名前:代打名無し :03/11/04 13:10 ID:Fc5NMB6U
大ちゃんと喧嘩した。
昨日、一生懸命に来期の構想を話す大ちゃん。
俺はもしかすると、そんな興奮した大ちゃんを見て、少しばかり
嫉妬してしまったのかもしれない。
『どうせ、シーズンになったらこの部屋からも出て行くんだろ?』

「…大ちゃんがいくらがんばったって、ダメな選手はダメさ。いっそ
総入れ替えでもしたら?な、名監督。」
俺がそう吐き捨ててしばらく、大ちゃんは黙りこくった。
「…うちの選手たちは、みんながんばってるよ。いい選手ばかりだ!!
ぼくの事はどう言われてもいいけど…!!」
と絞り出すように返してきた。
重い沈黙。
その場の雰囲気にいたたまれず、そのまま俺は寝てしまった。
ふすまの向こうからは、いつまでもすすり泣く声が聞こえていた。

次の日、起きると大ちゃんはいなかった。
俺はもやもやとしたまま、会社へと向かった。鍵は開けておいた。



205 名前:代打名無し :03/11/04 13:11 ID:Fc5NMB6U
きつい残業も終わり、電車へ乗り込むと激しく雨が降って来た。
もたれているドアのガラスを叩く雨粒は、みるみる大きくなっていく。
「なんだよ、ったくよ…」
傘は当然持っていない。仕方ない、濡れて帰るか。
仕事の疲れがどっとやってきた。

ホームに降り立つと、ザアザアとでかい雨音が余計に俺の気分を憂鬱にさせた。
「…。大ちゃん…?」
改札口を出ると、見覚えのある丸い頭が目に飛び込んできた。
「おかえり!!凄い雨だねえ」
キュムキュムと傘を持って、俺に向かって駆けてくる。
豪雨の中待ってくれていたんだろう、全身濡れ鼠だ。
「待ってたのかよ!?そんなに濡れて…」
「いや、こんなのなんでもないよ。お仕事、お疲れさま!」
にっこりと笑って、俺に傘を差し出す大ちゃん。
俺、あんなひどい事を言ったのに。
大ちゃんの方が、いつもよっぽど疲れているだろうに。




206 名前:代打名無し :03/11/04 13:11 ID:Fc5NMB6U
「…さ、帰ろう。帰ったら、一緒にしうまいたべようね。」
大ちゃんは俯いた俺を自分の傘に入れると、ぽんぽんと背中を
叩いてくれた。
そのまま、家へ歩き出した。
泣いている俺の顔は見ようとせず、しうまいの具について話し始めた
大ちゃん。
帰ったら、きっとありがとうと言おう。そう思った。

そんだけ。


207 名前:代打名無し :03/11/04 14:01 ID:vOHrDb90
>>204-206
。・゚・(ノД`)・゚・。エエハナシヤ・・・

208 名前:代打名無し :03/11/04 18:23 ID:nUlT5Hcd
今日はいい天気だ。こんな日は大ちゃんと家でゴロゴロするに限る。
俺と大ちゃんは、シウマイを食べながらテレビを観ていた。

何気なく変えたチャンネルで流れた小久保無償トレードのニュース。
無償?絶対おかしい、何かある。
しかもトレード先はあの巨人。そして中内オーナーの涙。
俺はたまらなくなり吐き捨てるように大ちゃんに言った。
「ほんと、日本のプロ野球界どうにかしてるよ。
そりゃこんなんじゃ観客も減るわけだ。俺、野球ファン辞めようかなぁ」
大ちゃんはシウマイを口に入れるのも忘れ、食い入るようにテレビを見つめていた。
画面に小久保が写っている。
「どうせ俺たちの知らない所で色んな汚いことやってんだろ。
怖いねー、オトナの世界って」
俺はうんと悪意をこめて言った。すると大ちゃんは俯いて悲しそうに呟いた。
「みんながみんなそうじゃないんだ…これだけはわかってて欲しい…
なかにはこの現状を改善しようと頑張ってくれてる人達だってたっくさんいるんだ…」
大ちゃんは今にも泣き出しそうな顔をしている。俺は少し言い過ぎてしまったようだ。
「うん…そうだね。大ちゃんだって、一生懸命やってるんだもんね」
俺の一言を聞いて大ちゃんは顔を上げ、涙いっぱいの目で少しだけ笑った。

そうだ、俺は野球が大好きだ。
これから何があってもずっと野球を見続けるだろう。
大ちゃんと一緒にいる限り。


そんだけ。

209 名前:代打名無し :03/11/04 23:22 ID:hN6StNUb
燃えプロで大洋を使った。

ポンセの3ランと大ちゃんの2ランで広島に勝利した。


そんだけ

210 名前:代打名無し :03/11/05 00:47 ID:5KYzqU3z
今日バイト先のとこで「シウマイ」と書かれたチルドを見つけた。

・・・ちなみに横浜名物とか中華街と書かれていた。


そんだけ。

211 名前:貴水博之 :03/11/05 00:57 ID:WSSBPK8S
大ちゃんと俺の関係?
言わせんなよ。決まってるじゃないか。もう誰にも邪魔されない特別な関係さ。

212 名前:代打名無し :03/11/05 02:01 ID:uNBajTIf
>>211の名前の読み方が検索するまでわからなかった


それだけ

213 名前:代打名無し :03/11/06 00:04 ID:fRu0dA4q
あげ

214 名前:代打名無し :03/11/06 06:06 ID:sp4M2pPW
今週のモーニングの野球狂に大ちゃん登場。(*´Д`)ハァハァ

215 名前:代打名無し :03/11/06 08:08 ID:9Z4ncPJg
こんな名スレを見逃していたとは

216 名前:代打名無し :03/11/06 20:50 ID:n3rZtGPh
野球狂見た。
漫画の大ちゃんにこのスレの大ちゃんみたいな哀愁を感じた。

217 名前:ミニーちゃん ◆0sdAzlOO/U :03/11/06 23:38 ID:E59/x6M8
>>215
プロ野球板の中で最も温かいスレと言っても過言ではないと思うよ☆
しあわせな気分になれるスレ。

218 名前:代打名無し :03/11/07 00:01 ID:2Y21orkD
今日、モーニングに大ちゃんが出ていると聞いて本屋に走った。
俺はビックコミック派。モーニングは読んだことがない。
あぶさんにたとえセリーグがほとんど出てこなくても、
俺はあの親子鷹の破天荒ぶりが好きなんだ。
いくらなんでも鉄五郎はちょっとやりすぎだろ?
と野球狂をバカにする気持ちも、正直なところないではなかった。
でも大ちゃんがでるんだ。俺が見守らなくては。

近所の本屋にモーニングは置いてなかった。
さりげなくエロ本売り場を通り抜けるふりをして
毎月購読しているとあるエロ本をがしっとつかむとレジへ瞬間移動した。
俺は少し遠い大型チェーン店まで行こうかと迷ったが、
昼間の雨で地面はしっとりと濡れており、風も冷たい。
「くそっ」
白いため息でかじかんだ手のひらを暖めると、俺は家へとぼとぼと帰った。

「おかえりー」
ほこほこの蒸気を家に充満させて呑気な声で出迎えてくれる大ちゃん。
バカやろう。モーニングに出たんなら一番に俺に言えよ。
マフラーを外しているとぐうと腹がなった。
今日のしうまいには俺の唯一食べられないグリーンピースが
ご丁寧にも一粒ずつ乗っている。
嫌がらせか?殺すか?
「なんだよこれ!食えるかこんなもん!」
「見た目にも綺麗だしたまにはいいかなと思って…」
「たまになら食べれるなんてもんじゃねえんだよ!今日は食わん!」
俺は寝室へ行った。どかどかと怒りにまかせて歩くといよいよ腹が減った。
建てつけの悪いふすまを思い切り閉めて、パリッとしたシーツの引いてある布団へもぐりこむ。
ジーパンにジャケットのままだがもう知らん。
大ちゃんの声なんて無視だ。俺は子供っぽいやり方でふてくされると
ごそごそとラジオを取り出して日本代表を応援しだした。

219 名前:代打名無し :03/11/07 00:03 ID:2Y21orkD
やがてすすり泣く音が遠くなったかと思うと、玄関が開いて大ちゃんが出て行った。
嘘だろ。こんな夜中だぞ。
がばりと起きだして慌てて後を追おうとするが、窓の鍵は開いてるし
やかんも火にかけたままじゃないか。
あたふたと家中の鍵や風呂なんかを点検していると、門扉が開く音がした。
早い。俺はもしや回覧板かも、と思ったが、キュムキュムと鳴るあの足音はたしかに大ちゃんだ。
また慌てて寝室の布団へすべりこむと、何事もなかったかのように
ラジオに熱中しているふりをした。耳をそばだてていると突然寝室のふすまが開いた。
「あの…これ。今月まだ買ってなかったよね」
それは今日俺が買ったエロ本だった。
俺はエロ本じゃなくて、恥ずかしそうに差し出す大ちゃんの手のひらをつかんだ。
びっくりして俺を見つめる大ちゃんの手は、ひんやりと冷たくて、真っ赤だった。

「ありがとう」
「うん!」
ちょっと赤くなって嬉しそうに笑う大ちゃんに、俺はいろんな意味をこめて言った。
「ごめんな」
「僕こそごめんね。彩りはグリーンピースはやめてコーンにするよ」
「いや、グリーンピースは大ちゃんが食べてよ」
「分かった!」
大ちゃんが暖めなおしてくれたシウマイは、今日もエビがたっぷりだった。

220 名前:代打名無し :03/11/07 00:31 ID:3xp8zXRu
小さな居酒屋で偶然隣に座った大ちゃんは、とても気さくで大らかな人だった。
ありふれた愚痴を大ちゃんは嫌な顔一つせずに聞いてくれた。
大ちゃんに話すと僕の鬱々とした気持ちはどこかに飛んでいくような気がした。
その頃僕は大ちゃんがプロ野球の選手だったなんて全然知らなかった。
野球よりもサッカーが好きな僕は、いろいろ失礼なことを言ってしまった気がする。
そんな無礼な若者に、大ちゃんは不快な表情も見せず、心があたたかくなるような笑顔を向けてくれた。
その後も何度か一緒にお酒を酌みかわした。
けれど、しばらくして大ちゃんはそのお店には来なくなった。
そして時間と共に、僕の大ちゃんの記憶もだんだん薄れていった。

なんとなくつけていた野球中継に見覚えのある人がいた。
大ちゃんだった。
TVの中の大ちゃんは居酒屋で会った飲兵衛じゃなかった。
よれよれのスーツからユニフォームに姿を変えた大ちゃんにはプロの風格がただよい、
ナインを見つめるまなざしは勝負師そのものだった。
先発の斉藤投手は巨人を撫で切りにしていた。
8回のピンチに斉藤投手を気づかい、交代を命じた大ちゃんの優しさ。
監督になっても大ちゃんは変わらない。僕はホッとした。

221 名前:代打名無し :03/11/07 00:32 ID:3xp8zXRu


試合は横浜が負けた。誰の目に見ても大ちゃんの采配ミスだった。
大ちゃんのつぶらな瞳は涙で真っ赤になっていた。

その日の夜、なんとなしの予感がして僕はあの居酒屋に足を運んだ。
1時間ぐらいしただろうか。
控えめに入り口のドアが開いた。
よれよれのスーツを着た、昔と変わらない大ちゃんだった。
大ちゃんは何も言わず僕の隣に座り、熱燗を一つたのんだ。
僕は言いたかった。
「今日は大ちゃんが悪いんじゃないよ。運が悪かっただけなんだ。落ちこまなくても大丈夫なんだよ。」
だけど厳しい表情をした大ちゃんを前に、僕は言葉がつまってしまった。
何も助けてをあげられない自分に情けなく涙が出た。

大ちゃんはゆっくりとおちょこに口をつけ、顔を上げた。
そしていつかと同じ笑顔でほほえんでくれた。

そんだけ

222 名前:代打名無し :03/11/07 00:39 ID:iHC6QoCb
いつもは大ちゃんをAAに変換して読んでいるけど
居酒屋大ちゃんはリアル山下大輔に読めた。リアルも良い。
キュムキュムも捨てがたいけど。

ひとりひとりのイメージで違う「俺(僕)」と「大ちゃん」楽しみ。

223 名前:代打名無し :03/11/07 01:01 ID:yxxb9isZ
大 ちゃ ー ん !
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
    /巛 》ヽ,
   ヾノ"~^ヽ,^       
   G(´∀` リQ     
   ヽ    丿          (´⌒(´   
    |    |        (´⌒(´⌒;;
  ○      ○≡≡(´⌒;;;≡≡≡
   ミ○○○彳      (´´     



224 名前:代打名無し :03/11/07 01:38 ID:2Y21orkD
俺はいつも
 
そんだけ

を忘れる。
今日もだ。さっきようやく気付いて、途方にくれた。
バカじゃないのか?
この歳で痴呆か?脳細胞がどんどん死滅してるのか?
俺は自分のアホさ加減にほとほと嫌気が差して、
どんよりとした気持ちでディスプレイを眺めていた。
こんな時間になると、夕飯に食べたシウマイも
だいぶ消化してしまって腹が減ってくる。
俺はどんなに夜中に食おうと変な色の水を飲もうと
元来胃が丈夫なたちなのでまったく支障はない。
台所で何か物色しようと立ち上がると、背後には大ちゃんがいた。
「うわっ」
「あ、驚いた?ごめんね。夜食にと思って…」
ほかほかのシウマイ。俺は大ちゃんの優しさにしんみりと暖かくなった。
「毎日夜遅くまで大変だね」
大ちゃんはどうやら俺が毎晩家に仕事を持って帰る
仕事の虫だと思っているようだ。
違うんだ、俺はいつもアングラな場所で大ちゃんの
悪口を書き連ねてるんだ、と言いそうになって、口をつぐんだ。
「じゃあ…お皿はシンクに入れておいてね。おやすみ…」
俺はシウマイをいっぺんに口に入れると、「足りねえぞ!バカ!」と言った。

そんだけ

225 名前:シウマイと大ちゃんと俺 4 :03/11/07 05:05 ID:M8Yjr02g
大ちゃんと出会ってから2ヶ月が過ぎた。

「寒いなー・・・。大ちゃんは丸一日ここにいるんだろ?よく続くよな」
いつもの様に屋台の横に腰掛けた俺は、冷え切った手を擦りながら大ちゃんを見上げた。
「ま